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太宰「こんなところまで走って、どうしたんですか?」


太宰先生は、フョードル先生に微笑みかける








対してフョードル先生もにこやかな笑顔を浮かべ


フョードル「僕はAさんにお話があったので」











太宰「へぇ〜。わざわざそんな息を切らせてまで
何を伝えたかったんですか?」



フョードル「貴方には関係のないことです。
それより、彼女から手を離してあげたらどうです?」









太宰「それは何故?」


フョードル「何故って……もう手を触れる必要がないからです」








太宰「そんなことはないよ。
彼女はさっきぶつかったばかりでまだ頭がクラクラしている。
だから私が支えてあげているのですよ」



フョードル「ですが、彼女もう大丈夫そうです。
でしょ?Aさん?」









急に私に話を振られ、急いでそれに頷くと

フョードル先生は口元に笑みを浮かべた








フョードル「ではAさん、行きましょう。
まだ話は終わっていません。」



そう言って先生は、太宰先生の手から私を引っ張ると

私の手を握って歩き出した










太宰「フョードル先生?
貴方こそ、彼女から手を離したらどうです?
必要ないでしょ?」




フョードル「ふふ、必要だから繋いでいるのですよ。
さぁ、行きますよ」





口元は笑みを浮かべているものの

2人の視線はどこかゾッとするような怖さがあった











『あ……、はい…』




それにしても、先生の話ってなんだろう……

終わってないって言ってたけど















しばらく廊下を歩き、フョードル先生は

一つの教室に入った












.

3→←フョードル



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黒猫もふお - 琉菜さん» 流行りに乗る…(笑)確かにw (11月29日 16時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
愉快な太宰 - 黒猫もふおさん» ダイジョブかー‼インフルはつらいな(笑) (11月29日 14時) (レス) id: cbd0df663f (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 黒猫もふおさん» えぇ!大丈夫??もー、流行りに乗るのが得意なんだからぁ〜♡ (11月28日 16時) (レス) id: ef5c5c7cfb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫もふお - 琉菜さん» ドス君ぽい童話……うーん……?(お久しぶりです!インフルでダウンしてました(笑)) (11月28日 15時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - ヨウノさん!お久しぶりに会えて嬉しいです♡私はどちらでも大丈夫ですが、確かに敬語だと文字数長くて大変♡笑。タメ語でいきましょう、お互いに♡ (11月27日 19時) (レス) id: 27c88e76b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉菜 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年11月4日 16時

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