◾️ポッキーゲームしてみた〈太宰/国木田〉 ページ1
.
(付き合う前verーー)
今日は、ポッキーの日。
私は先ほど友達に貰ったポッキーを眺め、
好奇心にかられていた。
頭の中にはちょっとした悪戯心。
ふふふ、みんなどんな反応するかな〜♡
期待に胸を膨らませ
『ね、ポッキーゲームしましょ?』
ポッキーの先を咥え、文豪達の前に唇を突き出した
★太宰治
「ふふふ、一体どうしたんだい?」
そう言って、私を壁側に追い詰める彼。
ジリジリと追い詰められ、遂に逃げ場のなくなった私に
「それはもちろん、
君が私とキスがしたいという解釈でいいんだよね?」
と含み笑いを浮かべる。
彼の手は私の顎に添えられ、
唇のラインを彼の長い指がつたう。
思ったより危険なこの状況に
逃げようとするものの
太宰「逃がさないよ?」
彼は私の目をじっと見つめながら、ゆっくりと
楽しそうにポッキーをかじっていく
鼻先がくっつくほど近く、
残り5センチほどで唇もくっつきそう……
彼は私の方を見て楽しそうに微笑むと
ポッキーをわざと途中で折り
私の耳元で
吐息をかけるように呟いた
太宰「ふふっ、大人を揶揄うとどうなるか……
次は身をもって体験してもらうからね?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★国木田独歩
「……は?」
一瞬にして不機嫌な声が鳴り響く。
そのあまりの威圧感に
『あ、ごめんなさい』とつい謝るが
やはりこのまま終わるのはつまらない。
『やっぱ太宰さんに言ってみよ〜』と
彼の元を離れようと後ろを振り向いた。
すると焦った彼が
「おい、待て!!…………一回だけだぞ?」と
眼鏡を抑えながら、視線を逸らし呟く。
彼は少し緊張気味にポッキーの先を咥えると
チラリと私の瞳を覗く……
時間が止まったようにゆっくりと
国木田さんとの距離が縮まっていく……
残り僅かで唇がくっついてしまう……
彼の色気に照れた私は
つい、ポキッとポッキーを折ってしまった
「……ふぅ。あまり、揶揄うもんじゃ無い。」
ポッキーが折れたことに、少し安心したような彼。
だがまだ、わたしの胸はドキドキと高鳴っている
「これに懲りたら、もう2度とこんなことするなよ?
他の男なんて言語道断だ。わかったな?」
.
106人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫もふお - 琉菜さん» 流行りに乗る…(笑)確かにw (11月29日 16時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
愉快な太宰 - 黒猫もふおさん» ダイジョブかー‼インフルはつらいな(笑) (11月29日 14時) (レス) id: cbd0df663f (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 黒猫もふおさん» えぇ!大丈夫??もー、流行りに乗るのが得意なんだからぁ〜♡ (11月28日 16時) (レス) id: ef5c5c7cfb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫もふお - 琉菜さん» ドス君ぽい童話……うーん……?(お久しぶりです!インフルでダウンしてました(笑)) (11月28日 15時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - ヨウノさん!お久しぶりに会えて嬉しいです♡私はどちらでも大丈夫ですが、確かに敬語だと文字数長くて大変♡笑。タメ語でいきましょう、お互いに♡ (11月27日 19時) (レス) id: 27c88e76b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ