pressure~リクエスト合同 小説~ VOL 6 ページ6
智目線〜
それが疑惑から確信に変わったのは収録中のことだった。
岩を登るクライミングというゲームをするときのこと、打ち 合わせでは翔ちゃんと俺の順番だったんだ。
けど、本番になったらニノがやることになってて…。
「あれ?翔ちゃんじゃなかった?」
「翔さん、なんか腰が痛いんですって。これ、けっこう腰に くるでしょ、だから代わってほしいって。なに、翔ちゃんと が良かったですか?」
「いや…べつにそうじゃないけど。」
なんとなくだけど、腰が痛いなんてのは嘘な気がした。なに 、今度は何を隠してる?体調でも悪い?
いや…それは違うな。そんな感じじゃない。じゃあ、怪我で もした?
「翔ちゃん、ちょっと話があるんだけど…」
グループ内で一番のムードメーカーである翔ちゃんが笑わな いし、こんな態度してたら雰囲気もおかしくなるから。
なんとかしなくちゃ、そう思って収録が終わってから声をか けたら、翔ちゃんはあからさまに嫌な顔をした。
「…なに?」
「何か俺に話すことない?」
「ないよ。」
「そう?でも・・」
「智くん!悪いけど俺練習あるから行くね。」
キッパリそうあしらわれて軽くショックだったけど・・俺は 翔ちゃんが見せた罰の悪そうな表情と、
一瞬だけど目が泳いだのを見逃さなかったよ。
俺がなにも言わないのを見ると、楽譜を持って出ていっちゃ った。
それを見ていたのか松潤が俺に声をかけてきた。
「大野さん、ちょっといい?これなんだけど・・」
「紅白の?」
「そう、翔さんに聞こうと思ったんだけど、聞ける雰囲気じ ゃないからさ・・大野さん一緒に考えて。」
きっと松潤は何度も翔ちゃんに相談しようとしたんだろうね 。だけど、できなくて結局俺のとこに来たわけだ。
これは本当になんとかしなくちゃな・・。
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なな - あーちゃんへ♪ ありがとう(*´∇`*)反応するの遅くなってごめんね(。´Д⊂)すごくいい作品になって嬉しい♪ (2013年10月6日 9時) (レス) id: f1918d0282 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 合作、出来上がりましたよ~♪あたしのブログからコピって。メールで送ったほうがいいならメールちょうだい。 (2013年10月3日 18時) (レス) id: c6c1abc6c9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - あーちゃんへ コメントありがとう^-^。最後、すごく甘くなっちゃったよー(笑)もちろん♪また、合作もやろうね^-^ (2013年8月25日 9時) (レス) id: f4bcdc6946 (このIDを非表示/違反報告)
あき - コメント遅くなってごめん(^^;久しぶりに読めて嬉かったよ~^^翔くんらしくて素敵だった。また合作とかもやろうね♪ (2013年8月19日 23時) (レス) id: 15df70e661 (このIDを非表示/違反報告)
なな - はーちゃんへ 久しぶりすぎて書くの難しかったよー(笑)優しい翔くんやっぱりいいよね♪最後はすごく甘くなっちゃた(笑)うん♪また合作もやろうねー☆ (2013年8月17日 19時) (レス) id: f1918d0282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2012年12月16日 18時