☆神風さんのお仕置き模様覗きます？☆ part3

pressure~リクエスト合同 小説~ VOL 2 ページ2

〜潤目線〜


それからしばらく日にちがたったけど翔さんはずっと機嫌が 悪いみたいで・・なかなか相談できなかった。

翔さんはというと、ほとんど楽屋にはいなくて、

いつもピアノのある部屋で練習してたみたいだけど上手くい ってないみたいだった。

でも、あっという間に企画書を出さなといけない日が迫って きた。

邪魔するの悪いな…と思いながらも一人で決めるわけにはい かなくて、今日こそ相談しよう。

と翔さんを探した。

翔さんを探して廊下を歩いていると聞きなれたピアノのメロ ディーが少しずつ聞こえてきた。

翔さんは、やっぱりピアノのある部屋にいるみたいで、必死 に練習してるみたい。

部屋に入るのに、少し迷ったけど思い切ってドアを開けた。

ガチャ

♪♪♪〜♪♪〜

部屋に入るときれいなメロディーが流れていた。

ピアノを弾く翔さんはすごく綺麗で見とれてしまう。

でも、翔さんは納得いかないみたいで何度も何度も繰り返し 弾いている。

練習してるのを邪魔するのは悪いな・・と思いながらも、遠 慮がちに話かけた。

「翔さん、…ちょっといい？」

♪♪♪〜♪♪♪〜

「・・・・・」

流れ続ける聞き慣れたメロディー。

翔さんは止まることなく弾き続けて、俺の声は聞こえていな いみたいだった

聞こえていないのかな……？

と思って今度は少し大きい声で話かけてみた

「翔さん・・！翔さんてば！！」

無視する翔さんにちょっとイラッときて、つい大きな声にな ってしまった。

俺の声にようやく少し振り向いた翔さんは、明らかに不機嫌 で声をかけた俺のほうが悪い気持ちにさせられた。

見るからに余裕が無くて、正直こんな翔さんの顔を見たのは 俺も初めてかもしんない。

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