検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:19,973 hit

77 ページ32

「さて、俺らも仕事を始めよう」


「ハンガーラックを作ろう……

五条悟は190あるんだろ? い〜いハンガーラックが作れる」


招かねざる客達が動き出した










一方、大神と別れた真希は真依をリタイアに、伏黒は加茂と戦っていた。

戦闘は加茂が優勢だ。


加茂「(『なんで皆、母様を虐めるのですか』

_爛れた側妻だからよ

『では何故私を贔屓する? 何故嫡男と偽り迎えた!!』

_正室が術式を継いだ男児を産めなかったからよ


ならば、加茂家 時代当主として__)」


加茂は加茂家相伝術式【赤血操術(せっけつそうじゅつ)_赤燐躍動(せきりんやくどう)】により身体能力を向上させ、伏黒は式神と木製のトンファーで対応していた。


加茂「近接戦でここまで立ち回れる式神使いは貴重だよ

成長したね。嬉しいよ」


伏黒「ちょいちょい出してくる仲間意識なんなんですか?」


加茂「共感(シンパシー)さ。君はゆくゆく御三家を支える人間になる

私は虎杖悠仁を殺すつもりだ」


伏黒「……楽巌寺学長の指示ですか?」


加茂「いや、私個人の(・・・・)判断だ」


伏黒は折られたトンファーを投げ捨てる。


加茂「それが御三家…加茂家の人間として正しい判断だと思っている

君にも理解出来るはずだ

(私は加茂家嫡男として振る舞わねばならない。母様のために)

君と私は同類だ」


伏黒「違います」


加茂「……違くない」


伏黒「違います」


加茂の言葉に伏黒は即答した。


伏黒「そういう話は真希さんにして下さい。俺にもう禪院家との繋がりはありませんよ

それに俺は自分のこと【正しい】なんて思ってないです

いや、スミマセン。違いますね

俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです

ただ俺は、自分の良心を信じてる」


伏黒の頭には自身の姉、虎杖、大神のことが浮かんでいた。


伏黒「自分の良心に従って人を助ける。それを否定されたら後は

__呪い合うしかないですよね」


伏黒が呪力を練った瞬間加茂の背後に式神の蝦蟇が現れた。

78→←76



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クロ民(プロフ) - こけしさん» ありがとうございます! (2021年10月8日 17時) (レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
こけし - すごく面白いです!おーえんしてます (2021年10月8日 1時) (レス) id: a0017e625f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クロ民 | 作者ホームページ:クロ民  
作成日時:2021年5月30日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。