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釘崎side
私が小一の頃、東京から村に越してきた沙織ちゃん
お人形さんみたいに可愛くて、聖母みたいに優しかった沙織ちゃん
そんな沙織ちゃんを村の奴等は仲間外れにした
「田舎者を馬鹿にしている」と
勝手に被害妄想を膨らませて沙織ちゃんを追い出した
キモチ悪いったらありゃしない
聞いたことない名前の手作りのお菓子を「お店のはもっとおいしいんだよ」と
笑ってご馳走してくれた沙織ちゃん
＿＿＿＿
＿＿
虎杖「だから言ったろ！！
一人は危ねー、真面目にやれって！！」
釘崎「一人は危ないなんて言われてないわよ！！」
虎杖「言っ……てなかった！？」
言ってないわよ！！
釘崎「つーか、何食って育てば素手で壁ブチ破れんのよ！！」
指している壁には虎杖によってぽっかりと大穴が空いていた。
虎杖「鉄コンじゃなかったんだよ！！」
釘崎「鉄コンじゃなくても無理よ普通！！」
そもそもどうやったら壁をブチ破るっていう発想になるのよ！！
言い合っている虎杖が質問してきた。
虎杖「俺もしこたま聞かれたけどさ
オマエなんで呪術高専来たんだよ」
はあ？ そんなの決まってるでしょ！
釘崎「田舎が嫌で東京に住みたかったから！！！！」
ババーン！！と効果音がつきそうな勢いで言うと、虎杖もズガガガーン！！と効果音がつきそうな勢いで驚いた。
釘崎「お金のこと気にせず上京するにはこうするしかなかったの(ｷｭﾙﾙﾝ」
虎杖「そんな理由で命懸けられんの？」
釘崎「懸けられるわ、私が私であるためだもの」
あの村にいたら私は死んだも同然
沙織ちゃん、私東京に来たよ
いつか会えたらあの時言ってたお店連れてってね
釘崎「そういう意味ではアンタにも感謝してる」
子供の頭を優しく撫でる。
釘崎「私が死んでも、私
ありがと」
本当に助けられてよかったわ
無意識に微笑む。
それを見た虎杖は少しだけ頬を赤くしていた。
虎杖「まぁ、理由が重けりゃ偉いわけでもねーか」
釘崎「ハイ！！ お礼言ったからチャラー！！
貸し借りなーし！！」
虎杖「……何だコイツ(汗」
虎杖「評価とお気に入り登録してくれよな！
お礼に飯作ってやるからさ！」
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クロにゃんスリーピー(プロフ) - 応援ありがとうございます！オチはまだ未定です。多分後々決めると思います。 (2021年5月13日 21時) (
レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月13日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ民 | 作成日時：2021年3月26日 21時
