彼女の瞳はスカーレット。

冷泉千夜 ページ11

【名前】

冷泉(れいぜい)千夜(ちや)


【性格】
大人しくゆったりとした人間。物静かで人から見られることがない。しかし、いざとなるとたしかな、異常なほどの存在感を発揮する。恐ろしいと、一瞬の寒気がするような、そんな存在感。

一匹狼で他人とは馴れ合わない。仲良くなるだけ意味のないものだと感じているため、話しかけられたとしても無視を決め込む。どう考えても感じが悪く、そのため周りからも好かれてはいない。むしろ嫌われている。それでも他人に興味がないので気にしない。

一見地味で目立たないが、その心は結構歪んでいる。グ ロいものに興奮し、人が殺しあうところが大好き。部屋の中にはRがつく雑誌や漫画、ゲームがたくさん置いてある。死と生の間の緊張感をとても素敵だと感じる良くないタイプのド変態。まるで普段の人物像からはうかがえない。

その他に、あまり何にも興味がない。家族のことも、なんのことも。昔何かがあったとかそう言うわけではないが、単純に昔から興味がなかったと言うだけ。強いて言うなら自分に向けての母親の感情であろうが、彼女は当然自覚にない。

また興味がないゆえに、他人の煽りは通じない。自分の勝ち負けにも、世間からの風評もまるで興味がないからこそのもの。

しかし、それと同時に、一度気に入ったものには異常なほど執着する。それは「ヒト」でも「もの」でも。基本的に人間含め動物のことを「もの」としか見ていない。ヒトであれば恋愛感情などは抱かないものも箱に入れてでも大事にする。

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