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リアル鬼ごっこ。3 ページ9

A(…ここはどこ?)

私は目が覚めると真っ暗な場所にいた。

(確か蔵にいて……あ、!!)

周りを見渡す。


ここは、、、どこ!?
見たところどこかの宿の一室?



すっ。

男「あ、起きた?

早かったな」


…誰だ?


男「誰って顔してるな。

俺だよ、あの小間物屋にいた。」

A「あ、!!あのときの!!」

(思い出した。あの綺麗な簪をくれた人だ。)


どうして、あの人が……?


男「どうしてここに…ってか?」

A「……!?」


男「顔に出てるぞ

……俺がお前を拐ったからだよ」

さ、拐った……!?

A「貴方は、誰なんですか…?」

(誰なんだろう。長州か、薩摩か。)


男「俺は、吉田栄太郎だ。

お前も名ぐらい教えろ」

有無を言わさない、黒い笑み。
(この人には逆らわない方がよさそうだ)

A「……佐山海斗」

男「海斗……?
お前は女だろう。
俺は実名を聞いているのだが…」


A「……。」

(性別までバレてるか……)


A「………………A。」


男「Aか。





……似合ってる」



……っ!?
この人はいきなり何をいうのだろうか。

A「」

返事に困った私は聞こえなかったフリをする。



吉田「……。

で、A。
お前にはしばらくここにいてもらうから」

A「…あなたは長州?それとも薩摩?」


吉田「さあね?」

A「…あっそ。

まあ、どっちでもいい。
どの道私達の敵、な訳だしね」


吉田「……そうだね。


これからよろしくね?A」

A「あんたによろしくされるつもりはない。」




とりあえずどうやって逃げるか考えよう。

吉田「あ、そうそう。

逃げる、なんて許さないからね」ニコッ


なーんて、腹黒い顔を向けてきたことは見なかったことにしよう。

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設定タグ:新選組 , 薄桜鬼 , 幕末   
作品ジャンル:アニメ
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Nao.*・゚(プロフ) - 実瑠亜さん» コメありがとうございます!なかなか更新できず申し訳ないです……m(__)m実瑠亜さんのもよませてもらいますね! (2014年10月5日 21時) (レス) id: 3ed2e1847e (このIDを非表示/違反報告)
実瑠亜(プロフ) - おもしろいです!更新がんばってください!わたしのもよけれb(殴 なんでもございません^ ^ (2014年7月30日 18時) (レス) id: 7fca2689a0 (このIDを非表示/違反報告)
nao*(プロフ) - 鈴太さん» リクありがとうございますっ♪本編は斉藤落ちにしますね(^^)いつか山崎くんのも書かせてもらおうとおもいます。 (2014年3月30日 22時) (レス) id: ea69e8b774 (このIDを非表示/違反報告)
鈴太(プロフ) - 是非恋愛もので!…斎藤さんか山崎くん落ちがいいなぁなんて勝手に思ってます(小声) というより本編に山崎くんは出てきますか?!(>_<) (2014年3月30日 16時) (レス) id: 9eb8decd98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nao* | 作成日時:2014年2月10日 21時

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