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阿「そんなうちわがあったんだ… 」




ライブ終了後、「着替えてくる」と言って楽屋を出たAを待っている間、4人が事情を知らない阿部ちゃんとさっくんにうちわの話をした。






宮「翔太が言い返してくれるまで、

… …何も俺はできなかった」




渡「…いや、普通それが正しいよ」



岩「ついカッとしちゃったな…」




深「あの子らも大事なお客さんなのにね、大人気なかったなぁ、俺ら」





佐「いや、そんなことしてくるやつらを大事にする理由なんかなくていいだろ!」





深「俺らもそう思ったんだけどさ…



その後もひたすら笑顔でファンサするAを見てたら、これがアイドルなんだなって思ったっていうか…」






ふっかの小さなため息に、
楽屋の雰囲気は少し暗くなる。






阿「… …そういえば、A遅いね」




岩「迷ってんじゃねえの、どうせ」





「… …ただいまぁ〜」






ドアが開いて、Aが楽屋に入ってきた。
みんな一斉にAの方を振り向く。




渡「おせーよ、A… … どうした?」





Aの目が、少し赤く腫れていた。





「廊下で迷ったぁ〜」



宮「そうじゃないよ、A」



岩「… …お前、目どうしたの?」



阿「とりあえず、アイスノン当てようっ」




「ふわあ〜、ありがとう阿部ちゃん」




阿部ちゃんが手早くAを椅子に座らせて、叩いた瞬間冷えるタイプのアイスノンを手渡した。






深「… … …気にしてるの?さっきのこと」





「… … …」





珍しく黙り込んだAの顔を、みんなが覗き込む





佐「…A?」








「…ちょっと、ショックだった。色々…」






Aのその重たい口振りに、みんな心が痛んだ。





「私はともかく、みんなが「女をグループに加入させた女好き」って言われるのが1番嫌なんだ…。


みんなに迷惑かけるくらいなら、……辞めたい」






渡「辞めるな」






食い気味に、しょっぴが言った。






深「この先何が起ころうと、何を言われようと、俺はこのメンバーでずっとやってくって決めたよ。



…その中にはお前がいるの、必要なの」




岩「俺らが守るから」


宮「そうだよ、ずっと一緒に居よう」



阿「みんなでデビューしたいよ」


佐「今更AがいないSnowManなんか考えられない」





「… …みんな…」







『俺らが、守るよ』








「…ありがとう、大好き」






これが、7人の固く結ばれた絆






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なな(プロフ) - 美紀さん» 私もSnowMan大好きです!ありがとうございます☺️お互い気をつけましょうっ!❤️ (2022年4月12日 0時) (レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年4月11日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2022年4月5日 21時

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