【× 6人SnowMan】 ページ22
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「昔のSnowManは尖っていた」。
今となってはみんなが笑いながら話す、
6人時代の過去。
当時はかなり尖っていて、
他のJr.から恐れられていたらしい。
チャラチャラ、コツコツ
その物音で誰もが気づく。
SnowManが近づいて来た、と……。
深「あっつ…」
ドクロをこれでもかと身に纏ったふっかが、スタジオの片隅にドンっと座り込んだ。
それにつられて他の5人も次々その場に座り込む。
阿「そういえば、今日あの子加入してくるんだってね!」
阿部ちゃんのワクワクしたような声を、
ひーくんの「あー…」という低い声が食い気味にかき消した。
岩「あれでしょ?女の癖に謎にジャニーズ入ったっていう」
佐「噂になってたヤツか」
宮「どんな子なんだろうね?」
渡「ダンス上手いって聞いたけど。
… …女じゃアクロバットとか出来ないでしょ」
深「めっちゃ怖がりそう、あたしできない〜♡怖い〜♡とかいって」
岩「俺そういう女マジ無理」
渡「おれも〜」
6人の嫌な笑い声が響く。
なんとなくその怖い雰囲気に、周りにいたJr.の子達は黙り込んだ。
「… …あの!」
そんな6人の前に、Aが笑顔で駆け寄った
岩「(… … …女の子ってことは、もしかしてコイツが?)」
佐「(…へえ、ジャニーさんに認められるだけあるな。ふつーに可愛い。)」
宮「(幼い顔立ちだけど…なんだか落ち着いた雰囲気がある)」
深「(スタイル良いなぁ…
つーか、この雰囲気でよく俺らに話しかけてこれるな?)」
渡「(… … コイツが、噂の)」
阿「あ!Aちゃんでしょう?」
5人がAを頭から爪先までじっくり見る中、
阿部ちゃんだけはニコッと笑顔で対応する
「今日からSnowManさんにお世話になります!Aです、よろしくお願いしますっ」
ニパッと微笑んだAが、
ピシッと背筋を伸ばして深々とお辞儀をした。
深「あ〜…はは、いいから別にそういうの!w」
佐「てかお前、Tシャツ後前逆じゃねーの。それ」
「… …!!」
Aはハッとして自分のTシャツを確認したあと、口を尖らせて「…こういうTシャツなんです」と答えた。
佐「んなわけねーだろ、逆だよそれ」
「こういうやつです!!!!!!」
宮「(…案外、負けず嫌いなのかな?)」
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なな(プロフ) - 美紀さん» 私もSnowMan大好きです!ありがとうございます☺️お互い気をつけましょうっ!❤️ (2022年4月12日 0時) (レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年4月11日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2022年4月5日 21時