優しいはずなのに【JK 】

休日の過ごし方2 ページ11

借りてきた映画を見ることになって、
　


　 今日はグクの借りてきたほうを見るんだけど



　 ホラーだなんて聞いてません！！！



　 部屋に戻ろうとしたら



　 『Aヌナどこ行くの？』



　 「えっと…」



　 『逃げようとしたんでしょ』



　 『これはあんま怖くないって』



　 『怖くなったら見なければいいじゃん』



　 からかってる、絶対！！！



　 私が怖いの嫌いなこと知ってるくせに



　 「イジワル」



　 結局見ることに



　 最初のほうは大丈夫だったんだけど



　 途中から…怖すぎる！



　 「キャー泣」



　 今はグクの上に乗ってしがみついている



　 「もうヤダ、グク泣泣」



　 「怖いよ〜泣泣」



　 『そんな怖かった？』



　 「うん」



　 『ごめんね、もうやめようか』



　 本当は凄く優しいんだよね



　 『泣きやんで』



　 グクが頭なでなでしてきた



　 また子供扱いして、ヌナなのに



　 上を向いたら



　 チュッ



　 「？！」



　 『泣きやんだ』



　 「いつも不意打ちにしないでよ」



　 「恥ずかしい//」



　 『泣いてるヌナも可愛いかった』



　 「忘れて〜！！」



　 『無理〜！！』



　 もう、優しいのかイジワルなのか



　 そんなグクが大好きなんだけど

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