(*´ω｀*) ページ6
「「・・・。」」
誰か助けて。
助けろ。
「・・・痛い。」
「すまねえ。」
「別に、切島は悪くないでしょ。」
飯田の演説により、生徒はぞくぞくとかえってゆくが、私たちは動けない。
というのは、私の髪が切島の制服のボタンに絡まってしまったからだ。
とれないし、ハサミも持っていない。
切島のほうが少し背が高いので、少しかがむくらいで済むんだけど。
「はさみもってる？」
「いや、ねえ。」
「・・・あ、硬化すればいいじゃん。」
確か、切れ味がどうのこうの言っていたような。
「切れねえことはねえけど、俺不器用だし。」
「？？・・・そんなに細かい？」
「細かいだろ！？」
根本らへんでもいいから、スパッと切ってくれればいいのに。
「・・・お、切れたぜ！」
「ああ、ありが・・・え？」
「お？」
なんでこいつボタン切ってんだ。
「今ほどくからちょっと待ってな。」
「・・・髪をきってほしかったんだけど。」
「え、そうなのか！？いや、そうでも女の髪きるなんて漢らしくないからな！」
漢とは。
そういえば中学のころそんなことちょくちょく言ってたな。
「ほどけた？」
「いや・・・お、とれた。」
「うん、シャツ脱いで。」
「は！？」
「ボタン縫ってあげる。」
「いや、それは悪ィよ。」
「縫わせろ。」
「( ;∀;)」
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如月(プロフ) - 無気力に地震がある人、ありがとうごさいます！もし、アドバイスなどがあればおっしゃっていただければと思います。 (2022年2月12日 17時) (
レス) id: c6b60410b2 (このIDを非表示/違反報告)
無気力に自信が有る人 - 腐れ縁！展開が楽しみです！更新頑張って下さい！ (2022年2月4日 0時) (レス) @page5 id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2022年1月30日 0時
