【刀剣乱舞】巫女ブラック本丸にて (ページ9)

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7話ページ9

掃除婦として無事採用されたわけだが

三日月っていうあの人なんか楽しそうだったけどなんだったんだろ

鶴さんが言おうとしたことも気になるが
今は…

『…とりあえずこのモヤモヤした霧なんとかしたいな』

苦しいし
臭いし
これなんていうんだろ

あ！こんな時こそこの本か！

えーなになに

ってこれ影山作なんだ

わざわざ作ってくれたのかな？
意外といいとこあるじゃん

えっとー
これ邪気なのかな？

邪気の払い方
13Pね

どれどれ

とりあえず気合い
気持ちを込めること

…………

説明下手くそか！！
雑すぎる！！

『気合いって…』

こういうのって感情論なの？

…でもまぁ
物は試しだよね

私は綺麗になりますようにっと念をこめパンと手を一回叩いた

これは巫女のちょっとした除霊につかう方法だ

すると
サァッと爽やかな風か吹いた

『おお！これで少しは空気が吸いやすくなった！』

意外とつかえるじゃんこの本！
あとはー

ブラック本丸を綺麗にしよう！22P

「とにかく掃除」
霊力を送りつつ掃除する

…………これだけかよ
あまり期待はしてなかったけども

とりあえず

部屋の点検でも行きますか
それがてら掃除にっと

私はまず審神者部屋から始めようとした
そのとき…

ズキッ…

『いっ…たたた』

うわ
さっき斬られたの忘れてた

流石日本刀。刃こぼれをしていても切れ味が違うなぁ

『血止まってなかったのか』

何か縛るものを探そう
そう思った時門の前に誰かきた気配が

宅配？？

宛名は影山さん

『必要になるだろうと思うものを入れておきました。…か』

とりあえず傷用の薬品が多いなぁ
丁度いい
あ、これでいいや

私は手ぬぐいを肩にまきつけその上から包帯を巻いた

『これで患部を圧迫しとけばいいだろ』

私はそのまま審神者部屋へとむかった