【刀剣乱舞】巫女ブラック本丸にて (ページ5)

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4話ページ5

『そんなの…聞いてないんだけど』

「え！？……私はてっきり影山様から…」

『あのやろぉぉ！』

2度殺す！！

(影)ハックシュ！………風邪かなぁ)

『……よし！！…帰ろうか』

「な！そんなここまで来て！A様なら！」

『いや、私一般人だよ！？無理無理！！』

「いいから門の中に入って！」

『やだやだ…！あっ！』

抵抗虚しく
こんのすけにおされ門の中に入ってしまった

小さな体のどこにこんな力が！？

『へぶしっ！』

その拍子に今日私は2度目の転び

バタン

あ、あぁ
門が閉まってしまったぁぁ

『痛ぁ…』

「A様申し訳ありませんっ」

こけた私にこんのすけが焦ってかけよる

『平気平気！体だけは丈夫だからさ』

中に入ったものの嫌な臭いが鼻をかすめた

なにこれ…苦しい

しかもきたない

こ「A様、あの居間に刀達はいます。私は仕事がございますのでこれにて失礼します！」

どろん！

まってのまの字も聞かずに消えてしまったこんのすけ

「薄情者ー！！」

今日は厄日だ

はぁ行くしかない…
とりあえず仕事してすぐ帰ろう

でも居間からものすごい圧が…
私が来たことはもうバレているのだろう

私は居間の襖をおそるおそる叩いた

トントン

『あの～少しよろしいですか？』

シーン

『開けていいですか？』

シーン

応答なし

…こうなりゃ

『あ、開けます！』

スパーン！

ヒュンっ

『イッ…』

襖を開けた瞬間肩に痛みが走った

後ろを向くと柱に刺さっているのはボロボロの刀

刀投げられたの！？

「残念はずれ」

「惜しかったのう鶴」

投げてきた人は鶴というらしい
そして妖艶な笑みを浮かべる青い人

「俺たちに主はもういらぬ。死にたくなければ帰れ」

「…」

ええ超帰りたいっすよ

今すぐそうですか！では！っていって帰りたいよ

(政府は問答無用であなたを殺しますby影山)

帰れねぇ！

「いや、とーーっても帰りたいんですけどぉ命が危ないっていうかどっちにしろ殺されるっていうかー！」

「帰れと言っている」
白いモサモサの人までも帰れという

ほかの男士たちはなにも言う気力がないのか言いたくないのかは分からないけどギラギラした目で私をみつめるだけ

よく見てみると全員傷だらけ
ひどい…
これは予想以上だった…なんとかしてあげたい

『じゃ、じゃあこうしませんか？』