超絶美人先輩【ツイステ】

story___守る事。 ページ8

「ユウ！危ない！！」









誰かの叫びにハッと我に返った









ユウ？…




あれは…監督生っ…









まだ間に合う…！！！









監「せ、先輩！！？」









咄嗟に瞬間移動をして魔法を防御した









後数秒遅れていたらこの子は大怪我していただろう






あぁ、可哀想に小さく震えて…



でも大丈夫。私がいる。









『傍を離れないで』




監「は、はい！」









リ「A……君まで僕が間違ってるって言いたいのかい…君まで……僕を……否定するのかい？…」




『…！！！…リドル…君は………』









ルールは守らなければいけないもの、でも貴方がやっていることはまた別の事……









貴方が積み重ねてきたもの…否定なんかしない…







それに私のユニーク魔法のせいで貴方はオーバーブロットを…









絶対に助ける……でもこのままじゃ防御魔法が継続できない…！！！









ﾊﾟﾘﾝｯ









目の前で防御魔法の盾が割れる









デュ「防御が…！」





エ「先輩！！！監督生！！！！」









『っ！！！！』









攻撃魔法が撃ち込まれるが私に出来ることは無かった



…いや…





私はまだ誰かを連れて瞬間移動が出来ない。


もし、私が瞬間移動したら監督生に攻撃魔法が行くだろう。







今できること……それは、後輩を守る事




強く監督生を抱きしめた








「せ、せんぱっ…！！！！」









ト「薔薇を塗ろう(ドゥードゥル・スート)！」



攻撃魔法は綺麗な花に変わって散っていく









リ「な！また君の魔法か…！」









リドルが動揺している所を狙って
ケイト先輩、エース、デュース、グリムが攻撃をした。




呻き声が響き渡る









『……』








黒い煙が晴れ、倒れているリドルが発見された









監「あ、あの」



『……怪我はない？』



監「はい…あ、…先輩！血がっ」







頬に怪我をしたようだった

痛くも何も無いが血がダラダラたれてくる


何かで切ってしまったのだろう






こんなのは後で手当すれば治る




今はリドルだ…









監「ちょ、先輩動かないでください！」

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