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story__過去 ページ41

「A、お前は優しい子だよ」









若い女性が幼女の頭を撫で優しい笑顔で包む



幼女は満足そうに笑顔を向ける



だが直ぐに顔を曇らせた









『でもね、母様…みんな私を悪い子って言うの』








「何故?」








『私…記憶がね、飛ぶ時があるの…その時決まってみんなが口を揃えて「お前は悪だ」って』







「……そうなのね」





『……ねぇ母様』






「ん?…」






『もう1回ぎゅーして……!』








「甘えんぼね…」





『母様大好き』




「私もよ…愛してるわ」









とても暖かく愛のある環境






幸せ、と言う言葉がぴったりの時間









バリンッ








『母…様…?……母様!!!』




___________________________不幸が来た









『はっ………ふー…ふーッ…』



呼吸が上手くできない



しっかり息を吸えない









『が…くえん……っ……ちょ……』









パーテーションの向こうにいる学園長に助けを求める









学「Aくん!?どうしたのです!」








私の微かな声に気づき学園長が駆けつけてくる







少し意識が遠くなったが気づくと学園長の膝の上に寝ていた









『いき…がっ……できな……』







学「落ち着いて、…回復魔法をかけますじっとして」









言われた通りじっとする






……






『はっぁ……う、うぁ……』







体が少し痙攣し自由に動けず学園長の服しか掴めなかった









学「落ち着いてください…大丈夫ですよ」








『かあ……さま……』







学「……貴方のお母さん…?」









呼吸が少しずつ元通りになっていく









『私が…ころ……し……』









学「なんですって?」









私があんなユニーク魔法を持って生まれなければ…







もっと魔法制御ができていれば…









守りたかっただけなのに…………









もっと……もっと……もっと!!









学「Aくん!しっかりしてください!」









『はっ…………学園長…』







学「はぁ、まったく…呼吸出来てます?」




『え?呼吸…?』




学「過呼吸になっていたんですよ…覚えてませんか?」





『え?』









______________________________
夢主ちゃんオバブロに近づいてきましたよっ

まぁまだ先ですけど((殴

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なも(プロフ) - アホの化身さん» そうなんですよ(白目)(歓喜) (2020年8月27日 23時) (レス) id: 821e2a0404 (このIDを非表示/違反報告)
なも(プロフ) - ソラさん» 落ち着いてええ (2020年8月27日 23時) (レス) id: 821e2a0404 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - 皆さん情緒不安定じゃん! (2020年8月27日 18時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - なもさん» いぇぇぇあぇぇぇぇぁあえい (2020年8月27日 0時) (レス) id: c7a1464060 (このIDを非表示/違反報告)
なも(プロフ) - ソラさん» ないっすうううう (2020年8月27日 0時) (レス) id: 821e2a0404 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なも | 作成日時:2020年8月10日 3時

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