超絶美人先輩【ツイステ】 (ページ40)

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息抜きに番外編(シルバー編) ページ40

『はぁ…』

私がため息をついているのは理由がある

それはこの学園、みんな顔が良いのだ

周りを見渡すと必ず全員イケメンと言うこの状況

私は残念ながら中性的と言うだけであり

イケメンでは無い

切実に思う…周りと同じようにイケメンになりたい

そうすれば浮かなくなりません？

みんながイケメンに反応するように私も反応はする…

なんかもうわからないけど皆の顔がじゃがいもになってしまえ…！

『っ！！！？』

何かに躓き転倒してしまった

『な、なにっ』

「はっ……すまない、大丈夫か？」

『し、シルバー…』

躓いた原因は寝ていたシルバーだった

周りに顔がいい子しかいないと悩んでいた時にさらに顔の整ったシルバーに会ってしまうとは…

『なんでこんな時に…』

くううう…顔が良すぎて眩しくて

恋してる訳じゃないのに顔が熱くなってくる……

シ「…お前…顔が赤いぞ」

『そ、それは君の顔が…っ！？』

シルバーが顔をしかめて近づいてくる

『な、なんだ…？』

シ「熱か……？大変だな…保健室に行くぞ」

『ち、違うんだ…熱じゃなく…て』

いや、保健室に連れていかれたらめんどくさいしシルバーに悪い

ここは逃げよう

ﾀﾞｯ

シ「……！？」

逃げられるのでは……？

ﾋﾞｼｯ

『ひっ……』

走ろうとした瞬間にシルバーの警棒が目の前に振り下ろされた

シ「どこへ行く……」

そ、そんな怖い顔しなさんな……

『熱じゃなんだ…』

シ「顔が赤いのは熱があると親父…リリア先輩から教わった。倒られたら心配だ、行くぞ」

ﾋｮｲｯ

『ﾋｮｲｯ…！？シルバーって着痩せするタイプ…じゃなくて、下ろしてくれないかっ』

いきなりお姫様抱っこされる物だから足をばたつかせる

シ「A暴れるな」

優しいような鋭いようなシルバーの瞳に魅入られ

私は動けなくなった

シ「このベットで休むといい…」

優しくベットに置かれ毛布をかけられる

これでもう帰るだろう…

帰った瞬間に私も帰る…よし、そうしよう

ﾄﾝｯﾄﾝｯ

『なっ…』

なんとシルバーは帰るのではなく私のお腹をトントンしだしたのだ……

シ「ふっ…可愛いな」

ﾄﾝｯﾄﾝｯ…