第28話 ページ29
.(黒子side)
青「なぁ、テツ…」
黒「はい」
2人肩を並んで歩いていると、青峰くんの声の
トーンがひとつ下がった。
青「──…バスケのゴールっていくらぐらい
するんだろうな」
黒「さぁ…?」
…青峰くんがそんなことを聞くのも理由がある。
クラスマッチで派手にダンクを決めると、バスケ
のゴールが壊れてしまい、決勝戦に出られなく
なってしまったのだ。
───頑張れー!
────あと1人ー!
青「…あそこすごい盛り上がりだな、何してんだ?」
黒「ドッジボールですよ」
目の前の第二体育館からは、熱気が伝わってくる。
今、決勝戦をしているところでしょうか…
青「へー。
ドッジボールって黄瀬がいるんじゃねえか?」
黒「いましたよ、(人1)さんと2人で外野をして
ました」
組み合わせにも驚きましたが、(人1)さんが僕に
気付いたことの方が驚いた。
影が薄いから当てられないだろう、とドッジ
ボールにしたのに意味が無かったです…
青「確かAのこと好きなんだっけ?」
黒「え、2人ってそんな仲なんですか?」
青「いや、絶対違うだろ」
「黄瀬がAのこと好きなだけだろ」と衝撃事実
が落とされる。
あの無駄にモテる人(犬)でも好きな人が出来る
んですね…
黒「(人1)さんと黄瀬くんって意外ですね」
青「でもあいつら1年の頃もクラス同じだったん
だろ? むしろ黄瀬がストーカーみてえだな」
冗談のように笑う青峰くんにとは反対に、背筋
を凍らせる僕。
いや、まぁ…イケメンだったら何でも許されるん
じゃないですか
…多分。
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月花(プロフ) - 未麗*ボード不調さん» コメントありがとうございます! 今まで書いたことの無かった夢主ちゃんなので不安だったのですが好きの言ってもらって嬉しいです! 今後とも作品共々よろしくお願いします(^^*) (2016年12月10日 13時) (レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)
未麗*ボード不調(プロフ) - 完結おめでとうございます! 陰ながら読ませていただいておりました。お疲れ様です。主人公が可愛くて好きです(笑) (2016年12月10日 12時) (レス) id: a813412baf (このIDを非表示/違反報告)
とらちゃん(プロフ) - 月ちゃん完結おめでとう!!!!キュンキュンしすぎて天昇するかと思った_(:3 」∠)_ 受験、頑張ってね!!!! (2016年12月10日 10時) (レス) id: c2527a9838 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - 月読さん» コメントありがとうございます! やっと治ってきた所であります、本当に季節の変わり目は怖いですね… 更新不定期で本当に申し訳ございません…、これからはこのようなことがないように更新頑張ります(^^*) (2016年11月12日 17時) (レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)
月読(プロフ) - 非常に厄介な菌二つ…大丈夫ですか?! 季節の変わり目で色々と流行る時期ですからね…無理はなさらないようにしてください(*´-`) いきなりコメントすみません汗 これからも楽しみにしています! (2016年11月12日 12時) (レス) id: 720095c5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月花 | 作成日時:2016年9月4日 15時