192話 ページ12
状況は
『だが、悪くない』
お母様の言葉を口にすれば、
「抵抗は無駄だ!!」
私が攻撃するよりも早く、長谷部が敵を殺していく。
「あ、
「「「「!!!」」」」
乱藤四郎の声に、その場の全員がこちらを見た。
だが、敵は彼らに刀を振りかざす。
『
ガガガガガガガガガガガガッッ!!!
両手の機関銃…その光の銃弾が敵をぶち抜けば、
乱藤四郎や今剣を始めとした短刀達が私に抱きつく。
「やっと来たか…!
俺っち達をここまで待たせたんだ、助けてもらっても良いか?」
「フン、その為に主と俺が来たんだ」
『まぁね。皆、無事か?』
「はい! すこしだけケガをしちゃいましたけど…
ぶじですよ!」
「おう! 最初は祭りかと思ったけど、まさか襲撃されてたとはビックリしたぜ!!」
『ここには短刀達全てが集まっていたのか…!
これは
私は軽傷の刀剣を直し、持ってきた刀装を1つずつ渡す。
『私の作戦に
「作戦…?」
『そうだ、小夜左文字。敵を1ヶ所に
「1ヶ所にって、どこにだよ?」
『厚藤四郎、この場で1番広いのはどこだ?
私は“中庭”だと思うのだが』
「じゃあ、その中庭に集めりゃ倒せんのか?!」
『後藤藤四郎の言う通り…全部ひっくるめて倒せる』
ガシャりと機関銃を両肩に背負えば、私は確信して言えた。
『私が叩き潰してやる。
私の使える最大の“光の錬金術”でな』
「「「「!!」」」」
これは事実だ。
…
『五虎退、鬼ごっこは得意か?』
「お、鬼ごっこ…ですか?
は、はい…得意…ですけど」
「俺ら全員、鬼ごっこがばり得意たい!
星屑!」
『フフッ…なら、簡単に言えば鬼ごっこをしてもらいたいんだ。敵を引き付けつつ、中庭に
“できるか?”と首を傾げれば、短刀達は顔を合わせ、ニヤリと笑った。
「「「「まかせて!/くれ!/ください!」」」」
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まんたんたん(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます! これからの更新はまばらになってしまうかと思いますが…それでも読んで頂けると幸いです。そして、私の体調の心配までっ...本当に感謝しますっ!! (2018年8月2日 7時) (レス) id: 23b58f0eac (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - お帰りなさい!!そしてお疲れたまです!また続きが再開して嬉しいです。最近暑い上変な天気なので熱中症など(そうゆう私は、軽い熱中症になりかけました...)体調に気をつけて更新頑張って下さい。 (2018年8月1日 7時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
まんたんたん(プロフ) - ミリアさん» コメント返しが大変遅れてすみません...っ! リク、ありがとうございます! より細かく書いて頂けたので、包帯くんの話で1章作れそうです! 本当にありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 23b58f0eac (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 包帯くんの祖父母、ホワイト本丸の蕃神者と山姥切が恋愛の末夫婦になるもブラック政府の何かが気に触って本丸解体に山姥切は、刀解に蕃神者は、現世に戻された。ブラック蕃神者と一緒に包帯くんの母父も罰を与えて包帯くんの希望で親子の縁を切ったただ祖父母は大好きに (2018年7月20日 16時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 父親、政府役人で包帯くんの母親とは、政略結婚でお金と権力が全てで息子の事は道具にしか思ってない。自分が世話になっているブラック蕃神者に本丸を浄化した上で自分に戻すように言われ包帯くんをそこに送りこんだ本人そして監視と指示を出すため包帯くん担当でもある (2018年7月20日 16時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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