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「優樹菜ちゃん！優勝おめでとう！！」
『ありがと、お茶子ちゃん！』
金メダルを持ちながら、優樹菜はピースをする。
クラスの女子が「すごい」と優樹菜の周りに集まる中、約一名銀メダルを手にする者が。
「プッ・・・！あんな啖呵切ってたのに、めっちゃダサい負け方してんじゃん爆豪くんよー！！」
「クソ髪！！テメェいい加減にしねぇとブチ殺すぞ！！」
『・・・・・あ！そうだ、私もう帰らないと』
「えぇ！？この後打ち上げでもしようって話してたのにィ！主役居ないの！？」
『ごめんごめん、また今度埋め合わせするから！』
自分の席からバッグを取り、中にメダルを突っ込んで肩に引っかけた。
優樹菜は文句をいう者に謝りながら教室のドアへと向かう。
＿＿＿＿＿＿優樹菜ちゃぁぁぁぁぁぁぁん！！！
『・・・・・・・・』
ふと、そんな声が外から聞こえてきて、優樹菜は立ち止まった。
と思ったら窓辺まで近寄り、外を覗いた後高速で教室から出て行った。
この時間、僅か数秒。
何が何だか分からないメンバーはキョトンとしていたのだった
・
「優樹菜ちゃぁぁぁぁぁぁぁん！！！」
「・・・甘露寺、一応ここは公共の場だ」
「はっ！そうね、やだ私ったら・・・・大声で恥ずかしいっ・・・！！」
桃色と黄緑の髪をする鬼殺隊恋柱 甘露寺蜜璃。
叫ぶ彼女を遠回しに止めたのは同じく鬼殺隊蛇柱 伊黒小芭内である。
赤く頬を染める甘露寺を見て、こちらも微笑ましそうに頬を染める伊黒。
よそでやれというほどの空気の中、てってかと優樹菜がやって来た。
『甘露寺さん、伊黒さん・・・・！どうかなさいましたか・・・・？』
「わぁん優樹菜ちゃん！ごめんねぇ、本当にごめんねぇ！」
むぎゅうっと涙を流しながら抱き着いてくる甘露寺。
普通ならここで伊黒が優樹菜にキレだすのだが、どうやら今日はお咎めなしらしい。
というのも、状況が状況だからだ。
『・・・・・甘露寺さんは悪くないですよ』
「でもぉっ！！」
『悪いのは全部、鬼ですから。』
＿＿＿＿＿＿雫柱 華城優樹菜の屋敷に上弦が襲来。
そしてその場にいた２０名ものの命が消え去ったことに対し、甘露寺は謝っているのだろう。
自分が間に合わなかったから、と。
『・・・・だから、甘露寺さんが悲しまなくて大丈夫です』
そう言って、優樹菜は小さく笑った
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» 私からしたらあなたの方が神様ですよ！？いつもありがとうございます！ (2021年11月14日 21時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この作品が好み系だった為後から一気読み系をすることにした私です。ゆゆさんマジ神。 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - きつねさん» 私もです\♡/ (2021年10月9日 18時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きつね - 好きです。（真顔）( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2021年10月9日 17時) (レス) @page29 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ほたるさん» 嬉しすぎでは！？これはもう頑張るしかないですね！！私の方こそ、本当にありがとうございます！！ (2021年10月9日 15時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年9月26日 20時
