こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 60 ページ10

A「せ、生徒会長だったんですね…スミマセン…えっと、会長」


あつし「あつしでいいよ。どうせ任期もすぐ終わるし。」


それはそれで駄目な気がするんだけど…


A「じゃあ…あつし先輩」

あつし「うーん、まぁいっか。君は？」


あっ私、名乗ってなかった…！！



A「えっと…２年の銀Aです」


あつし「Aね」

A「ぇ……」

あつし「あれ、呼び捨てダメだった？」


確かに呼び捨てにされたことはないけど……


ん、でもどっかで………？







『A……！！』



A「っ……」


あれは、あれは……


だって普段は……



A「いえ、慣れてなくて…」

あつし「あとさ、敬語も外してほしいな〜」

A「え！？でも先輩ですし…」

あつし「うーん、じゃ、二人のときだけでもさ。お願い。」


あれ、先輩って読んでるのにタメ口なの？


……まあいいや


A「じゃあそーゆーことで。」


コンコン



突然のノックに体が跳ねた


チョロ松「会長、銀さん、いるんでしょう。」


扉の向こうからチョロ松くんの声がする



あつし「あはは、やっぱ見つかっちゃったか。」


？？


ど、どういうこと………？

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