こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 88 ページ38

トド松「ぅあ〜………退屈……」



どっかの誰かさんが意気地なしのせいでお昼が退屈だよお



トド松「ね、カラ松兄さん」


カラ松「あ、ああ」





クソ真面目兄さんいないし何故か十四松兄さんもいないし





カラ松「……トド松」


トド松「なぁに？」


カラ松「花火大会のこと、覚えてるか？」


トド松「？？？」


一松「俺が一人でフラフラしてた話？」


カラ松「そうだ。一松、お前あのとき誰かといただろ」



ん？ん？？


まだちょっとわかんないんだけど



一松「あれ、気づいてたの」


カラ松「まぁ、次男だからな」


一松「ウッゼェ」


トド松「イッタイ」


カラ松「ソイツに見覚えがあるんだ」





あっ、見事なスルー……




一松「…へーえ」


カラ松「ソイツは、あいつの被害者だろう？」


一松「その根拠は？」



カラ松「フッ……一度見た人間の……あのときのことは忘れることはないだろ」


一松「アンタの記憶だけね……」


カラ松「もうひとつあるぞ」




いやいやいやいや


まてまてまてまて



僕のサイドなのになに色松で話しちゃってんの？

馬鹿なの？


死ぬの？



カラ松「それは、一松と一緒に居たことだ」


一松「……くっ…ははっ……」



？！


トド松「怖い怖い怖いっ！！闇人形が笑ってる！！」


一松「んな失礼な……クソ松のわりに上出来。でも根拠にはならない」



カラ松「そうか……」



トド松「いやだから色松トークすんなっての。わけわかめなんだけど？」



一松「よし、クソ松控えめに言って最低の推理、根拠に免じて教えてしんぜよう」


カラ松「一ミリも褒められてない」



トド松「そ、その心は…」



一松「Aとその兄はおそ松兄さん…おそ松兄さんたちの事故の被害者である」

撲滅 89→←撲滅 87

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す