こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 81 ページ31

昼休み



もちろん中庭に行く気にもなれず、灯と机をくっつけてお弁当を食べる




灯「ねぇ、花火大会のあと、おそ松くんたちとなんかあったの？」


A「うん、まあ一応」



灯「そっか、あトト子だ」

トト子「私も混ぜなさいよー」



お弁当を持ったトト子が付近にあった机を動かす




トト子「で、なんで中庭来ないのよ」


灯「いつも中庭で食べてるの？」


A「そうなんだけど……いろいろあって会いづらいといかなんというか」


トト子「そう……じゃあしばらくは私もここにこよ〜っと」





それから三人で話しながら食べていると



先生「銀ー、ちょっとこい」



先生によばれてしまった


そういえば前にも呼ばれたなー

カンニング容疑で


トト子「え、なになに。なんかやらかしたの？」




ただ、先生にこの前の疑惑の感じはなくて、寧ろなんか嬉しそうな………？


A「多分、そういうことじゃないと思う…行ってくる」


灯「いってら〜」









先生「銀、生徒会任命されたんだってな」




あ、その話か



先生「嬉しいぞ〜俺は。なんたって俺のクラスから副会長！！」









やっぱり、人間なんて自分のことが一番で


この先生みたいに、私自身を褒めてくれない






誰かのためにやることって意味があるのかな………

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