こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 67 ページ17

トト子「A、お昼屋上いきましょ」


気を遣ってくれてるのか、おそ松くんは誘わないでくれた




トト子「ねぇ、大丈夫？顔色良くないみたいだけど」

A「うん、平気。一気にいろんなこと起きたからちょっと頭が追いつかないだけ」

トト子「そう？無理しないでね。夏休みたっくさん遊びたいんだから」





屋上に入ると先客がいたようで


フェンスに寄りかかり、テニスコートを眺めてる女子生徒


短い黒髪と、膝上のスカート





「あ………銀さん、と弱井」

トト子「アンタは……」

A「須藤さん……」


須藤「あのっ」

トト子「何、次Aになんかしたら容赦しないからね」

A「トト子！」

須藤「そ、そうじゃなくて……ちゃんと謝りたかったの」

トト子「は…？」

須藤「銀さんと、弱井に。ひどいことしてごめんなさい…許してくれなくていいから…言い訳だけ聞いてほしい…」


トト子「なによ、勝手すぎるわよ」


A「…………言い訳は聞きたくない」

トト子「A………」


須藤「そう、だよね…」




A「許すから、あなたのしたことを許すから、言い訳じゃなくて、理由を教えてほしい」


須藤「し、銀さん……」


トト子「A………いいの？」


A「うん」








だって…………



何もかも



めんどくさくなってきちゃったから

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