出会い ページ1
私が有岡先輩に出会ったのは高校一年の夏
......私の淡い初恋
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「はぁー。あっつー。」
特にすることもない私は学校をふらふらと歩いていた
私は人と話すのが嫌いだ
いわゆる一匹狼
口を開けば悪口、他人の噂話
小さい頃から何が楽しいのか理解できなかった
だから昼休みになると教室を出て、フラフラと探検しているのだ
今日もいつものようにふらふらしている
「え、なにここ？」
私は学校の裏庭に青いベンチを見つけた
1人が好きな私にとっては最高の場所だった
それから青いベンチは私のお気に入りになった。
それから数日後の昼休み、私はいつものように青いベンチに座っていた。
私は突然物凄い睡魔に襲われた。
・
・
・
？「ぉーい」
ん？なに？なんか聞こえる？
先輩「おおーーーい！！起きろぉ！」
A 「うわぁ！」
だ、だ誰？
先輩「そんなに驚くか？？」
A「えっと...どちら様ですか？」
先輩「俺、３年Ｂ組の有岡大貴。」
どこかで聞いたような...
あぁ、学校の三大イケメンの一人とかクラスの子が騒いでいたなぁ。
確かにそのクリクリの目と、ふわふわした茶色の髪
の毛というルックスはアイドルだの、若手イケメン
俳優だのに見向きもしない私でもカッコイイことは
分かった。
先輩「君は？なんて名前？」
A「1年Ｃ組のAです。」
先輩「ここで何してるの？」
A 「1人が好きなのでここで景色を見ていたんです。」
「先輩こそ何してるんですか？」
先輩「俺は追っかけから逃げてるの。」
A 「ふーん、大変そうですね。」
先輩「ここいい場所だね！」
「俺のお気に入りにしよっと。」
えぇ。嫌だなぁ。私の場所なのに、
そう思っていたら顔に出ていたのか、
先輩「はははは(笑) そんなに嫌なの？顔怖いよ 笑」
「でも、1人は寂しいでしょ？」
「これから昼休み、一緒におしゃべりしようよ。君の事知りたくなっちゃった。」
A「ええー。まぁいいですけど。」
先輩 「よっしゃ！！！じゃあまた明日来るね〜」
タタタッ。有岡先輩が去っていった後
追っかけ「有岡先輩だーーー！！」
追っかけ「キャーーーーーーー」
うるさっ。はぁ。これから大変そうだなぁ。
続く
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作者名：オランジュ | 作成日時：2018年1月30日 21時
