いち ページ3
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とある新聞社では、
今日も今日とて、怒鳴り声が響いていた
「上条ッ!何だこの記事は!!!」
『また駄目なんですかー!?いい記事じゃないですか!?』
「こんなんで良いわけあるかッ!全部考え直してこいッ!!」
『はーい……』
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先輩の怒号を背に、自分のデスクに戻る
なんで駄目だったんだろう……良い記事だと思ったんだけどなー……
「アンタ馬鹿ねー、あんなの新聞に載せられるわけないでしょー?」
突っ伏す私、呆れる隣のデスクの南先輩。
もう日々の光景と言っても過言ではない。そんなレベルで、私は何時も書いた記事をボツにされるのである。
『私的には良い企画だと思ったんですけどねー……あはは…』
「……アンタ、頭良いのになんでそんなに感性が可笑しいのよ……」
『私、そんなに可笑しいですかねー?』
へらりと笑いそう言うと、南先輩に溜息をつかれた
そして、南先輩はポツリと一言
「……アンタってホントに変わってるよね」
……と、お決まりの台詞を呟いたのである
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21歳
身長 164cm
体重 56kg
Aの先輩
苦労人。放任主義。
好きなものはピアノ、わらび餅
ラッキーディビジョン
シブヤ
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作者名:ぱちぱちソーダ飴 | 作成日時:2018年10月8日 20時