君への愛をダウンロード【浪川蓮助】

【26】今でも探してる+お知らせ ページ35

凪沢「俺、小６の時車にひかれてさ。………その時左手が吹っ飛んだ」



　吹っ飛んだ、という表現に身震いする。頭の中で血が飛び散るのを想像して、ひやりとした。



凪沢「だからこれ、義手なんだよ。殴り合いなんてしたら壊れる。凄く丈夫だからサッカーは続けられたけど………」



　凪沢くんはぎゅっと義手の付け根を押さえた。



凪沢「でもやっぱダメだな。所詮機械だから。チャージを何回か受けただけで、軋みだした」



　こう動かすと鳴るんだ、と凪沢くんは義手を動かした。ぎし、ぎししと嫌な音を立てる。



浪川「………気付いてやれなくて、ごめんな」



凪沢「いいんだよ、俺が隠してただけだし」



浪川「俺にできることがあればなんでも言えよ。力になってやる」



凪沢「………ありがと」



　凪沢くんは右手を離し、にこっと笑った。やっぱり笑ってた方が良い。



　私はもう一度義手の付け根を見る。やはり見覚えがある。



唐沢「ねぇ凪沢くん、ちょっと見せて」



　凪沢くんの義手の付け根、その少し下の方にNG-11と書いてある。



唐沢「やっぱり………お父さんのだ」



　首をかしげる凪沢くんを見て、ひとつ閃いた。



唐沢「凪沢くん、良いものあげようか」









#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪

涙音です。

はい、この人………やらかしました。



突然ながら衝動的に、【4】愛を求めて花束を を作成致しました。



　こちらです↓

　http://uranai.nosv.org/u.php/novel/namineelsa/



　【2】再構築もたくさん票をいただきましたが………こちらはまたの機会に。



　ちなみに【5】カトレア販売所 は個人的に気に入っているので、後程オリジナルで書く予定です。



　皆さん、投票ありがとうございました。

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今日の海の男！

浪川「おい、そこのお前！…俺の彼女になれ！！」

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