-赤茶の少女、不思議な違和感につき- ページ36
A「なんだろうなー・・・」
雲雀「何、１人で喋ってんの？」
昼休みの屋上。
彼女はフェンスに両腕を置き、寄りかかっていた。
声がしたほうを振り返ると雲雀が冷たい視線で彼女を見ていた。
A「あのさぁ、ヒバリン。
そんな痛い人を見るような目で見ないでくれる？」
雲雀「なら、その呼び方やめてくれる？」
A「うーん・・・無理」
彼女が答えると雲雀は１度ため息をついた。
そして少し離れたところで横になる。
彼女は視線を晴れた大空へと戻した。
が、すぐに質問の声が聞こえ、もう１度雲雀を見た。
雲雀「考え事でもしてたの？」
A「まぁー・・・そんな感じ」
彼女がそう言うと「ふぅん」という相槌がきて、会話が途切れた。
彼女はフェンスから雲雀の隣へと移動する。
A「今日さ、うちのクラスに転入生が来たんだ」
雲雀「・・・多くない？」
A「何が」
雲雀「君のクラスに転入生、行き過ぎじゃない？」
A「・・・そんなこと・・・ないよ」
彼女は少し視線を逸らした。
A(リボーンのせいってのも少しあるような・・・。
いや、そのことは考えないでおこう)
雲雀「それで？その転入生がどうかしたの？」
雲雀が話の話題を戻した。
A「何ていうか・・・違和感を感じるんだよね」
雲雀「ふぅん」
A「説明しにくいけど・・・ただ者じゃないって感じが・・・」
彼女がそこまで言うと雲雀はスクッと立ち上がった。
そしてドアに向かおうとしたから、服の裾を引っ張った。
A「何しに行く気？」
雲雀「強いんでしょ。その転入生」
A「一言もそんなこと言ってないんだけど。
とりあえず座ってくれるかい？」
雲雀は案外、素直に元の位置に戻った。
彼女は小さくため息をつく。
雲雀「そんなに気になるなら探ってみれば？」
A「転入生を？」
雲雀「そういうの好きでしょ」
A「好きってわけじゃないけど・・・
まぁ、それもいいかもね」
彼女は微笑んだ。
−−−−−−−−
どーもっす！
Ｒｅｎっす！
のーんびりとしてますねー。
気になりますねぇ、赤茶の女の子。
うんうん。
次回はもう少し話進められるよう頑張ります！
ということでソードさんにパスします！
それでは皆さん！
シーユーアゲインですー！！
-その会長、情報通とは友達につき-→←‐謎の女子転入生、侮るなかれ？‐
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作者名：ソード＆Ｒen | 作成日時：2014年5月11日 18時
