居眠り ページ41
俺は今、ある一点を真顔で見つめている。
そして!!内心、今までにないくらい荒ぶっている。
何故かって?
それは...
、
目の前で安室さんと梓さんが二人で頭を寄せあって眠っているからだよ!!!
え?何?この人たち俺を殺したいの?そうか、殺したいのか。
なるほど、この街は他よりも犯罪が多いと聞くが、こうやって殺される人もいるわけだ。←
うん。そういうことだったのか←
写真を撮りたいが安室さんが嫌がるからな..
何で安室さんって写真嫌いなんだろう?
イケメンだから撮られすぎてとか?
うわ、ありえる
って、違う。今は目の前の二人のことだ。
厨房の奥の方にあるイスに座って、安室さんの肩に頭をのせて眠っている梓さん。
そして、その隣で同じようにして梓さんの頭に自分の頭をのせて眠っている安室さん。
あああ、可愛い。好き。
にやけそうな口元を手で隠し、とりあえず二人に毛布か何かを、と思ったが、何もなかったため、エプロンを脱いで、自分の上着を脱いだ。
最近ちょっと肌寒くなってきたから普通のTシャツの上に上着を羽織ってきたのだ。
ゆっくりと起こさないように近づき上着をかけようとすると、
「!」
『あ、』
安室さんが起きてしまった。
「...悠でしたか」
何故か目を開いてすぐに俺の顔を見て、安心したような表情を見せた安室さん。
その表情に首を傾げながらも、二人に自分の上着をかけた。
「...すみません。寝てしまっていたんですね」
『いいですよ。そのままもうちょっと寝ててください。どっちみち今の安室さんは動けないでしょう?』
隣にいる梓さん(嫁)のせいでね←
「ですが...」
『梓さんが起きてしまうので静かに。それと、寝不足だったんでしょう?寝ててください』
そう言うと安室さんは目を驚いたように見開いた。
「どうしてそう思うんですか?」
『眠そうでしたし、あまり目立ちませんけど..隈ができてますよ』
目の下をトントンと軽く叩いて教えると、安室さんは、さっきよりも目を大きく見開いた。
『この時間帯はほとんどお客さん来ませんし、寝てていいですよ』
そしたら俺は二人を見てられるしね。
え?安室さんを心配してたんじゃないのか、って?
いや、確かに安室さんのことは心配だけど...まだ見たいだろ?
安梓を...
はい、皆で声を揃えて〜?
せーの?
超見た〜い
ということです←←
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夜桜乱舞(プロフ) - ありがとうございます!!すごく嬉しいです! (2019年2月15日 22時) (レス) id: 587e79f386 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - と う と い !!!もう悠くんが大好きすぎてヤバいです!妄想部分もケンカ強いってギャップも!!癒しMAXの作品をありがとうございました!!それでは続編行ってきます!! (2019年2月15日 17時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜乱舞(プロフ) - ありがとうございます!続編を作って一応完結してますので安梓が尊すぎる件について2も見てみてください!!できれば感想もお聞かせください! (2019年2月12日 13時) (レス) id: 587e79f386 (このIDを非表示/違反報告)
さち - 妄想でもいいじゃないって思うくらい、おもしろかったです。続きが楽しみです。よろしくお願いします。 (2019年2月12日 11時) (レス) id: c9cda37623 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 続きをくださああああああああああああああああい!!!!!! 気になりすぎて夜も寝られません! (2018年10月1日 17時) (レス) id: c05e0eb5fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜乱舞 | 作成日時:2018年8月11日 12時