▽小さくは無い（推定） ページ20
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rbr「な〜んも無いけどゆっくりしてな」
扉を開ければそこは機械だらけの部屋でいくつものモニターがあった。今は一人でやっていたのか部屋にはロボロさん一人しかおらず、この機械の量をたった一人で弄っているのかと思うと彼の凄さに圧倒される。
言われるがままにモニターから少し離れた椅子に座っていれば、操作をやめた彼が椅子ごと此方に移動してきた。
『モニター…見なくて良いんですか』
rbr「自動操作に切り替えてやったわ」
『自動…これもロボロさんが？』
rbr「まぁ、グルッペンに頼まれたらやるしかないしな」
少し自慢げに笑った彼は腕を組んでうんうんと首を縦に振った。
後ろで点滅するモニターのボタンだとか、時々鳴っている音だとかも自動で機械がセーブしてくれているらしい。録画機能もあるから万一何かあっても再び同じ映像を確認出来るとか。
rbr「Aがおった国は警備とかどんなあれやったん。このモニター自体は珍しくないやろ？」
後ろにあるモニターを指差して疑問符をつけたロボロさんの返答を何にしようかと思考を巡らせる。
生憎だが、自分は指揮官であって情報収集にも一応携わっていたとはいえ、機械全般はさっぱりだ。
上司が一度モニター類の機械をぶっ壊したのを何となく直した事はあったが…。
それも確か、器用な部下がやっていたし。
「分からんか」と逆に申し訳なさそうにしているロボロさんに一言謝ればこっちもすまんな、と。
rbr「大先生のインカムの使い方は分かるんかA」
『あーと…ボタンを色々押しました…』
rbr「…使い方教えたるわ。多分そろそろAの分も作らなあかんし。発注時間かかりそやなぁ」
貸して、と言うロボロさんに大先生のインカムを渡す。先程過った不安はまだ少しあってインカムを眺めた。よくよく見ればインカムの隅にイニシャルの様なものもあって、それが尚更不安を煽る。
『大先生…それ、持ってなくて大丈夫ですかね』
rbr「あぁ、大丈夫やで。幹部には小型のも渡しとるしな！なんかあってもすぐ分かる」
特によくガバる奴は。と付け足したロボロさんは楽しそうに笑っていた。
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しおりん(プロフ) - ふ〜ん！3ｺﾒ！続編おめでとうございます(о´∀`о)更新大変だと思います､頑張ってくださいね(*´▽｀*) (2020年6月23日 23時) (
レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
さわー - ふーん、2ｺﾒ!続編おめでとーございますっ！更新楽しみにしてますっ！(ですが無理はせず！) (2020年5月26日 15時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ピーたー - ふーん、1ｺﾒ！続編おめでとーございます！更新待ってます！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: a37e444ba1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零
| 作成日時：2020年5月24日 14時
