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佐久間の乱入で、わーわーと賑やかになった目黒たちから康二たちに視線を移す
こっちも、問題なんだよな…
向井「Aに会えるんとか久しぶりやなー」
そう言いながら、顔をふにゃふにゃに緩めて笑う康二
そんな顔見たら、俺みたいな同類には一目でわかる
…あいつも、好きなんだろうな
向井「大阪デートやぁ」
ラウール「デートなの？」
向井「デートやろ！」
阿部とは違う意味で、気持ちを抑えることを知らないであろう康二が心配でしかない
2人の幸せを壊して欲しくはない。
目黒が苦しんでたのも知ってるし、今の安定を保ってるのも2人の努力の上だってことはわかってるから
目黒「あいつは、俺のっすよ」
まぁ、大丈夫だと思うけど
阿部「敵は、俺だけじゃないよ」
その言葉が、やけにはっきりと聞こえる
そうだな
ある意味俺も目黒の敵だし、康二も敵だ
他にも知らないところにまだいるかもしれない
目黒「それでもあいつは、俺以外好きにならないんで」
そう断言するのが意外で、思わず目を見開く
目黒と阿部の間にいた佐久間も戸惑ったように「お、おぉ〜」と謎の感嘆の声をあげていた
すげぇ、自信
阿部「そんなこと言ってたら、誰かに取られちゃうかもね」
佐久間「阿部ちゃんそろそろ、」
阿部「�犢イ��瓩辰撞せ�ち、崩すのなんて簡単だよ」
その言葉に目黒の阿部に向ける視線が強くなる
そんな視線を何事もないかのようにスルーした阿部は、立ち上がって俺の方へ歩いてきた
表情は特に変わらない
『…なんでそんなに煽ってるの？』
近くの椅子に腰を下ろした阿部にそう聞くと、視線を康二に向けながら口を開いた
阿部「目黒がちゃんと捕まえとかないと、苦しむのはAだから」
その目は、寂しげだけどすごく優しい色をしてる
ほんと、悪いやつじゃないんだよな…
目黒にもわかって欲しいけど、無理だろう
だって阿部は、回りくどいし捻くれてるもん
阿部「天然で純粋で真っ直ぐなのが、Aは1番苦手だと思うんだよね」
それって康二じゃん、と思いながら口を開く
『苦手っていうか、相性良さそうじゃない？』
その言葉に、「んー」と考える仕草をした阿部を見て、康二たちを見る
この間会った時も、仲良さそうだったし。
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pupi(プロフ) - 一気に読ませていただきました！感情移入しまくりました(´；ω；｀) (2020年7月11日 17時) (
レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - kinakarenさん» コメントありがとうございます！作品から伝えたいことをたくさん受け取ってくださって、すごく嬉しいです…！お読みいただいて、本当にありがとうございました！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: d6435a702c (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - あやさん» あやさーーん！！！毎回更新の度にくださるあやさんのコメントが大好きでした！あやさんは私のモチベです！是非これからもよろしくお願いしますー！！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: d6435a702c (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - レイさん» コメントありがとうございます！投稿を楽しみにしてくださって嬉しいです…！こちらこそ本当にありがとうございました！！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: d6435a702c (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - あおこさん» コメントありがとうございます！！楽しんでいただけて、本当に嬉しいです！！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: d6435a702c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やん
| 作成日時：2020年5月12日 20時
