涙雨が止むその日まで、、、3 (ページ8)

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別に隠すことじゃないし、いずれ分かるだろうし

ましてや、穂花はこんな風にからかってるように思えるけど

応援してくれてるし、相談にものってくれていたわけで

穂花に秘密にする必要なんてそもそもないのだ

「あのね、廉と付き合うことにした」

穂花「そかそか、、、え？！」

驚いて言葉を失ってる穂花

穂花「え、いつ？なんで、何があったの？！」

声のボリュームを上げるから周囲を気にする私に対して

彼女はそんなことお構いなし

「昨日の晩、2人で話して、、、」

穂花「もう、夜中起きたらいないと思ったら密会してたの⁈衝撃なんだけど！」

海人「え、なになになになに？」

穂花の声に目を覚ましたのか寝ていたはずの海人が前から顔を覗かせる

穂花が目で合図を送り、それだけで察したらしい海人もすぐに目を輝かせて

海人「ちょっと、廉ー！」

と言って隣で寝ている廉を起こした

廉「なんやねん、眠いねん」

穂花「そりゃ、昨晩抜け出して2人で会ってたら睡眠不足でしょうね笑」

海人「廉、なんですぐに言ってくれないのー？」

グイグイ話を進める2人に廉も状況を理解して一瞬頭を抱えた