293 ページ37
.
恥ずかしくて俯いた私の顔を
ニヤニヤと覗きこんでる太輔
藤「…あのさ、笑」
私「どこから？」
藤「え？笑」
私「……どこから聞いてた？」
藤「ああ、…どうしたら好きっていいたくなる？
ってとこ？笑」
最初っからじゃん！
恥ずかしすぎて、両手で顔を覆うと
藤「なんだっけ？
好き好き言いすぎちゃだめだって言われたんだっけ？笑」
って、追い討ちをかけてくる
私「……聞かなかった事にして」
藤「やだ、笑」
私「……」
藤「あのさ、笑」
顔を覆ってる手を剥がされ、目が合うと
藤「俺ら、まんねりなの？笑」
笑いながら聞いてくる。
私「……」
藤「俺はそんな事ないって思ってるけど、
Aはそうなの？」
そんなわけないと、首をぶんぶん振る
藤「でしょ？
ならさ、気にする必要なくない？」
私「……でも、そうなるのは嫌だから…」
藤「ならないよ」
私「なんでわかるの？」
藤「んー、…Aだから？笑」
二階堂さんと同じ事言ってるけど、
やっぱり意味がわかんない。
藤「俺、Aがいつもみたいに好き
って言ってくれないの嫌だな」
私「……言いすぎだって思ってない？」
藤「思ってないよ」
私「ほんと？」
藤「ほんと、笑」
私「……笑ってるじゃん」
ぶーっと膨れると、更に笑う太輔
藤「あ〜、聞きたいな〜」
私「……」
藤「おかしいな、今日１回も聞いてないんだよね。
いつもしつこいくらい言ってくるのに」
……し、しつこい？
藤「え、もしかして俺の片想い？
嘘だろ、こんなにAの事好きなのに？笑」
あれ？
今、言った？
私「言ったよね？」
藤「ん？笑」
私「だいすきって。」
藤「だいすきとは、言ってない、笑」
私「ぶーー！！！」
ボカボカ叩くと、痛い痛いって笑いながら
私の腕を抑えて
藤「で？」
って、また顔を覗きこんでくる
私「……で？」
藤「うん。」
私「で？」
藤「うん。はい、どうぞ」
私「……だいすき。」
藤「ぶはっ、笑」
結局言っちゃったけど、
言わされた感じだし、
太輔が笑ってるから、これでいいのかも。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みどり(プロフ) - なみすけさん» とんでもない！毎回キュンキュンしておりました♡改行とかとても読みやすかったです♡図々しくもお気に入り登録させて頂いているのでまた遊びにきます♡ (2023年2月9日 22時) (
レス) id: 1b0ac0eeab (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - みどりさん» みどりさん、コメントありがとうございます！お話全然進まなくて、イライラしませんでしたか？笑読んでいただいて本当にありがとうございました。短編もできたら見つけてくださいね！ (2023年2月9日 6時) (レス) @page49 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - 毎度更新お疲れ様でございました！更新される度にキュンキュンしながら、またまた妄想しながら読ませていただいていました！少しお体休ませてからまた頑張ってください！ (2023年2月8日 23時) (レス) @page49 id: 1b0ac0eeab (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - バニラさん» バニラさん、いつもコメントありがとうございましたー！とっっっても嬉しかったです。いつになるかわかりませんが、短編の方もよろしくお願いします！ (2023年2月8日 5時) (レス) @page49 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - 一旦お疲れ様でした♪毎回きゅんきゅんしてとても読みやすく楽しみにしてました！続編の短編も楽しみにしています！とりあえず、ゆっくりして下さい^ ^ (2023年2月7日 21時) (レス) @page49 id: 734fdb70ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なみすけ
| 作成日時：2022年6月28日 21時
