Smilest 7

260 ページ4

.



私「…ねえ」



二「ん？」



私「パンチってほんとかなあ、
太輔どっか怪我してない？ちょっと見てみて」





後部座席の私の席からは太輔の背中しか見えない





二「どこも怪我してなさそうだけど」



私「…どうしよう、痛いのかなあ。
全然喋らないし」



千「聞いてみる？ガヤさーん、どっか痛いの？」





外を見てた太輔が振り返る





藤「ん？あー、胸？笑」



二「胸殴られたの？！」



藤「殴られてねーよ、笑」





って、事は、、、





私 千 二 「タックル！！！」



藤「…お前ら、うるさい、笑
あ、運転手さんここで止めてもらっていいですか？」





うちのそばのコンビニの前で止めてもらう





二「俺も降りる〜」



千「え、じゃあ俺も！」





私に続いて降りようとするふたり





藤「なんでだよ、笑」



二「腹減ったもん」



千「急いで出てきたからね」



藤「うち来る気？」



二「そりゃそうでしょ」





結局、二階堂さんと千賀さんの押しに負けて



みんなでコンビニでお買い物





私「これも食べたい！」



二「うわ、迷うなあ。どっちにしよう」



私「両方！」



千「あ、これも美味いよ、Aちゃんもいる？」



私「いるいる〜
あ、待ってアイスも食べたい！」





コンビニってどれも美味しそうでいつも迷っちゃう



でも今日はみんなでのお買い物が楽しくなってきちゃって



迷う事なく太輔が持つカゴにポイポイいれてく





藤「……いや、買いすぎだろ、笑」





もうおしまいってカゴをレジに持っていっちゃうから



慌てて追いかけて



レジ横にあるお団子をそっとカゴにいれる





藤「よくわかってんじゃん。笑」





太輔がにこってするから、嬉しくなって



更に1個追加しとく





藤「いや、1個でいいって、笑」



私「いーの」



藤「誰が食べんだよ」



私「じゃ、もう1個？」



藤「じゃ、って意味わかんないし、笑」






4人でうちまで歩いて、



今エレベーターの中





二「あ」



私「どしたの？」



二「エレベーターで思い出した。今日さあ、
すごい人に会ったんだよね、藤ヶ谷さん」



藤「言わなくていいって、笑」



私「え、だれだれ？」



二「NiziU」



千「え、マジで？いつ？」



私「……」




.

261→←259 〜Fside 〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す