Smilest 7

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雑に拭かれてる私の周りに寄ってきた



メンバー達





北「…犬？笑」



宮「ぶはっ、っぽいよね」



横「たしかに、拭かれてる姿がね、笑」



二「ほら、ペットでしょ。これ、笑」





口々に失礼な事を言われてる気が、、、





藤「傘持って出なかったの？」



私「持ってたけど、どっかいっちゃった。
電車かなあ…？」



千「あ、Aちゃんも当たったねー、
大事な物忘れるって」



私「あーそっか！そうだよ、占いのせい！」




藤「いや、占いじゃないでしょ、Aが傘なくすの
いつもじゃん、笑」



私「うっ、、、」





たしかに…



それはそうかも。






横「あ、Aちゃん持ってるのって
もしかしてあのチーズケーキ？」





私が持ってる箱を目を輝かせてみた横尾さん





そういえば、横尾さんが買ってくれたな



って思い出す





私「そうそう！」



横「久しぶりに見た、それ美味いんだよな」



私「うん美味しいよね。しかも見て！濡れてない！」



藤「そんなん濡れてもいいから、自分守ってもらえるかなあ。
風邪ひいたらどうすんだよ」





さっき二階堂さんにも同じような事言われた。





はい、乾いたよって



仕上げに髪をちゃんと整えてくれる





私「太輔がこうやってしてくれるからいいの」



藤「はい？笑」





その呆れた顔も、かっこいい。







二階堂さんの忘れものは届けたし、



差し入れも渡せたし、



これで任務完了。






なんか、他のスタッフさんの目が気になってきたし、



帰ろうかな





私「じゃ、私帰るね」



藤「あ、帰る？タクシー乗ってけよ、また濡れるから」



私「ううん、行くとこあるから電車で帰る」



藤「仕事じゃなくて？」



私「うん。今日は雨でお客さんこないだろうから、
休んでいいって」






ガチャ！



玉「弁当きたって〜」





どこからか戻ってきた玉森さんに



メンバーがわらわらと寄っていく





二「今日の弁当、豪華じゃない？」



宮「ほんとだ、めっちゃ美味そう」



北「すげぇ、肉じゃん！」





北山さんが持ち上げたから見えた
美味しそうなお弁当





なんだあれ、いつもあんなの食べてんの？





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