Smilest 5

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どちらからともなく



チュッてキスして、笑いあうと





藤「じゃ、いこ」





って、腕を引かれてる。





…いこ？





私「待って、どこいくの？」



藤「風呂はいるでしょ？」



私「え、一緒？」



藤「そりゃそうでしょ、ジャグジーだよ？」





意味わかんないけど、…まぁいいか。笑





…いや、待てよ？





重要な事を思い出して、



逆に腕をひっぱる





私「ねえ」



藤「ん？」



私「先に、…ちょーだい？」



藤「……え？ ……あ、ごめん。
先がよかった？」





なんでそんな驚いてるのかわかんないけど





私「うん、はやく」





急かしてみると、更にびっくりしてる太輔





藤「まじで？そんな感じ？笑」



私「うん」





じゃあって、なぜかでっかいベットの淵に座りなおす





藤「電気消す？」



私「え、電気？なんで？」



藤「明るいの嫌なんでしょ？笑」



私「明るくないとよく見えないよ」



藤「……」



私「……」



藤「…待って、なんの話？」



私「ん？お土産だよ」



藤「は？」





どうやら、噛み合ってない模様





私「太輔はなんの話してるの？」



藤「……いや、、……お土産？笑」





じゃあ、はいって手を出すと



はいって手を乗せてくる





私「……」




ふざけてる…




藤「……あれ、だめ？笑」




もったいないから、手は握っておくけど、、、




私「…お土産忘れたんでしょ」




藤「忘れてないよ。笑
けどごめん今ないわ、後でうちに届くから」



私「届くの？ え、送った？もしかして…カニ？」




藤「カニがいいって言うから、笑」




私「うそ！やったーーーっ！！！」





太輔の手をパッと離し、思わず両手を上にあげる





藤「ちょっと、そんな喜ぶ？笑」





自分で言ったけど、ほんとに買ってくれるとは
思ってなかった



お菓子かなんかかと思ったし





私「だって嬉しいもん！カニだよ？
美味しいよ？やったあーー！っうおっっ！？！」





気づけば、ベットに押し倒され



上げてた腕は太輔に抑えられてる





藤「ねえ、」



私「…はい？」





鋭い視線に心臓がはねる





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