Smilest 5

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アイドルふたりを



狭いとこにしゃがませたまま、



注文のかき氷にシロップをかける





私「てゆうか、
なにしに来たの？」



二「千賀がAちゃんに会いたいって
いうから連れてきたの」



私「え、わたしに？」




千「みんな可愛いって言うからさ、
会ってみたくて。」




私「……え、やだ可愛いって？！？
千賀さん、これ食べていーよ」





かき氷を差し出す





二「それ、客のだろ、笑」




千「あ、ねぇこのかき氷、俺とニカ！」





かき氷の色で、喜んでる可愛い千賀さん





私「やっぱり、色でわかるんだ。
それね、あの子達が頼んだんだよ、
ニカちゃん色と、千ちゃん色って、笑」





高校生を指差すと



いつものように雑誌を広げてる姿





私「味とか関係ないみたい。
可愛いよね〜、笑」



二「ねぇ、それ俺達が持ってってもいい？
他お客さんいないし」



千「いいね〜、びっくりさせちゃおうよ」





お盆にかき氷をのせて運ぼうとすると
ノリノリなふたりが貸してって
手をのばしてくる





私「それ、きっと喜ぶ。
じゃあ、はい持ってってあげて」





高校生ふたりの喜ぶ顔が目に浮かぶ






二「お待たせしました〜」




「「ぅえ！？！」」




千「えーっと、メロン味はどっちかな？」




「「 …… 」」





固まる高校生ふたり、笑





次第にキャーキャー興奮状態になり、



キョロキョロしだし





「なにこれ！モニタ〇ング？！？」



「カメラあるの！？
ちょっと！ おねーさん、どこ？！？」





パニックになって、私を探してる、笑





私「ふふっ、びっくりした？」




「おねーさん！なにこれ、ドッキリ？」




私「あははっ、違うよ、笑」




二「俺達のファンなんだって？
ありがとね」




「「 いやーー！！！」」




ふたりとも顔を真っ赤にして
嘘でしょって連発してる




「ってゆうか、ほんとになんで？
なんでここにいるの？？
おねーさん、知り合いなの？？」




私「うーん、知り合い…なのかなぁ？笑」




二「友達なの。内緒ね？笑」




「「 はい！！」」




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