Smilest 5

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じろり




私「だって明るいのに
あんな恥ずかしい格好とか……
だいたい朝から激しすぎる！」



藤「わかったわかった。
夜ならいいって事ね、笑」





私の頭をくしゃくしゃって撫でて



シャワーに行った太輔





ぜんっぜんわかってないらしい……






太輔がシャワーを浴びてる間に



朝ご飯を作ろうと冷蔵庫を漁る




昨日の朝作った豚汁を温めなおして、



あと使えそうなのは卵と納豆くらいか……





私「ふんふーん♪」




鼻歌歌いながら、卵焼きを作ってると




藤「ご機嫌ですねー、笑」



私「わっ！危ないよ」




後ろから、包まれた。





危ないって言うのはただの照れ隠しで、



こーいうのやってみたかった！




料理してるとこ邪魔しにきて



イチャイチャするやつ。





なにこれ、すっごいドキドキする！




藤「あー喉かわいた」




急に離れて、冷蔵庫を開け出す太輔





おい！




私「終わり？！？」



藤「え？笑」




振り返る太輔




私「私の背中、空いてますよ？」



藤「なにそれ、笑」



私「カップルごっこ、はい、きてきてー」




太輔に背中をぐりぐり押しつけると




藤「はいはい、笑」




笑いながら、ぎゅって包んでくれ



大、満、足。





私「あっ！」



藤「ん？」




焦りだすと後ろから顔を覗き込まれる




私「焦げちゃった！」



藤「ふはっ、遊んでるからでしょ、笑」



私「あーあ、…どうする？」



藤「いいよ、それで」





ちょっと焦げた卵焼きと豚汁とご飯



後は私のおすすめアレンジ納豆での



ふたりで朝ご飯





藤「ん？うまっ、なにこれ」



私「それねぇ、スタミナ納豆っていうの。
美味しい？」



藤「まじ美味い。これだけでおかずいらないわ、
何入ってんの？」



私「ひき肉とネギ。で、ちょっとタバスコ。
あ、冷凍庫に入ってたひき肉
勝手に使っちゃった。」



藤「いいよいいよ、なんでも好きに使って。
つうか、これ全部食っていい？」





少食の太輔が、全部たいらげた、笑​





藤「やべぇ、苦しい、笑」



私「ご飯3杯は食べすぎー」



藤「ちょっと運動するか、どう？笑」



私「ばか、もうしないよ、笑」



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