Smilest 5

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私「だって美容院でしょ？」




藤「そうだけど？」





さっき聞いた話しだと、



私がカットモデルする時に



カメラマンとして来るのが兄なんだよね？





私「太輔も行くの？
忙しいのにカットモデルに付き合って
くれるって事？」





太輔が作ってくれた機会だし



いてくれた方が心強いけど、



そんな時間あるのかって話しで……





藤「そんなの俺の予定にもう
組み込まれてますけど」





ドヤ顔





私「そうなんだ、笑」




藤「Aのお兄さんが来週なら
って言うから、来週俺が空いてる日に
決めといた」





なるほど、私の都合は一切無視なわけね、笑



まあ、予定はないけど。





藤「てゆうか、お兄さんの事がなくても
ついて行くつもりだったよ？
シンの店だし」




私「ふーん、笑」




藤「なに、嫌なの？」




私「嫌なわけないじゃん、
嬉しいよ？
明日からは、おいてかれるけどね」




藤「根に持つね〜、笑」





笑いあって、



お土産いっぱい買ってきてってお願いする





藤「なにがお望み？笑」




私「カニ！」




藤「は、カニ？
なまもの系？お菓子とかの方が
いいんじゃない？ほら有名なやつとかさ…」




私「じゃあ、鮭！」




藤「……。笑
聞かなきゃ良かった」




私「なんだと？」





膨れて、太輔を見ると



楽しそうに笑って





藤「わかった。
わかったから、そろそろ充電させてよ」





ね？って、隣りで腕を広げてる太輔





充電って、



あれでいいんだよね？





私「じゅーーでんっ！！」





解放された太輔の胸に思い切り



ギューっと抱きつき、



あの玉森さんのドラマのように



可愛く言ったつもりだったんだけど、、、





藤「3日分な」





簡単にソファーに組み敷かれ



上から見つめる太輔





あれ、



まったく可愛くない。





…むしろ、男気溢れた艶やかな目





私「お、お手柔らかに？」



思わず言った私に



藤「ふっ、無理だな」



返す太輔





私「……んんっ…」





ねっとりと甘い口づけをされ、



リビングの電気を消された





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