Smilest 5

170 〜Fside 〜 ページ2

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玉「Aちゃんが会いたいって
思ってるなら、
会わせてあげた方がお互い幸せ
なんじゃない？」





いつも、大事な事を



ほわっと言ってのける玉





藤「……だよね？」





その通りだと思う。





しかも



Aの事よろしくお願いしますって



あったかい目して俺に頭さげたんだ





お兄さんだって、



本当は会いたいって思ってると思う






宮「偶然装って、会わせちゃうとかは？」




北「どうやって？」




横「あ、デパ地下は？
俺もミツも偶然会ったじゃん。」




藤「最近、あんまデパ地下の仕事
はいってないから、確率低いな」




千「うーん、お兄さんが買いに行かなきゃ
会えないしね」




二「なんかの撮影でまた来ないかな、
そこにAちゃんを見学で
呼んじゃうとか」




宮「それもなかなか難しくない？
お兄さんフリーでしょ？
なんの番組くるかわかんないし」





てかさ、何故か作戦会議みたいに
なってるけど





藤「みんな…仕事は？行っていいよ？笑」





はぁ〜っと、わざとらしく
ため息をつくニカ





二「ちょっと聞きました？」




千「ばっちり聞きました。
自分忙しいからって、俺達も忙しいと
思ったら大間違えだからなっ！」




北「んはっ、いばんなよ！笑」




玉「ガヤ以外、これで今日の仕事
終わりなんだよね〜」




藤「あ、そうなの？」




横「太輔、次なに？」




藤「ラジオ」




北「俺、髪切り行こっかなぁ」




宮「北やんまた色変えんの？」




北「うん、これ飽きたし、笑」





ん？



髪？ ……髪って、美容室？





藤「…それだ！！」




北「あ？」




藤「さんきゅ」





ポカンとしてる北山はほっといて
電話をかける





横「どこ電話してんの？」




藤「シン。
……あ、もしもし？カットモデルのやつ
カメラマン決まった？」



〃まだだけど？〃




藤「俺の知り合いに頼んでもいい？」




〃あぁ、それは助かるかも〃




藤「任せて。じゃ、また連絡する」





北「…どゆこと？」



藤「Aがシンのとこでカットモデル
やることになってんだよ」





お兄さんにカメラマン頼めば……

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