Smilest

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私「どこからどうみても
アイドルでしょ？」



母「A、誰見てるの？
お母さんが言ってるの
横尾くんよ？よく見て？」





それはそれで失礼な気がするけど、笑





結局、お母さんと見てる人は違ったけど、



私には、7人すべてが



新鮮で、素敵なアイドルだった





私「歌も好きだな〜、
なんて曲だろ、録画しておけば
よかった〜！」



母「あっ！A、大変」



私「なに？」



母「この子、昨日来たわよ」





お母さんが指さした先は……





私「えっ！！誰？
もしかして、藤ヶ谷くん？！？」



母「そうそう、たしかにこの子よ。
横尾くんと同じグループなのね〜」



私「……嘘でしょ？」





どうして、よりによって
私がいない時に……



私も、もう一度会いたかったのに




って、ただのミーハーだけど





私「もしかして、オムライス食べた？」



母「なんで、わかるの？」



私「……なんとなく」





約束したもん



って約束って程じゃないけど





母「この子も、感じいいこの子だったわー、
マネージャーさんかな、
閉店間際に一緒に来てね……」




ほんとに来ただけで、奇跡なんだから
もう、ないな




私「……お風呂はいってくる」




残念がる私の背中に向かって、母が




母「また来るって」



って。




……ん？



また来る？




バッ！っと振り返ると、笑ってる母





母「なに？やっぱりAも見たかった？」



私「そりゃ、そうだよ！」



母「この辺で撮影してるから、
また来てもいいですか、って。
お母さん芸能人なんてはじめてで、
興奮しちゃった、笑」



私「ほんと？！？」



母「気にいってくれたみたいね、
いつでもどうぞって言っておいた」




お母さん！



ナイス！！！






ブクブク、



ブクブク……




私「ぷはっ！」




ひとりお風呂で、興奮して
潜って←(意味は無い)




私「は！明日じゃないよね？」




明日は派遣で、デパ地下で売り子
だから、



どうか、明日ではありませんようにって



神様にお願いしながら、眠りについた




.

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