君の嘘、僕の嘘 4

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ドキドキしながら



起き上がったまま座って、



行ってきますのチューを待って



目を瞑ってると




私「いったっ！！」




おでこに衝撃が走り、目を開ける




玉「ふははっ」




目の前には爆笑のゆうくん



私のおでこに頭突きをかまし、嬉しそう





私「ゆうくん、やだ！」



玉「あ、怒った？」




ぷぃ！




玉「行ってくんね？」



私「……」




そのまま行く気ですか……




ぷぃっとした顔を正面に戻すと、



まだ、ベットの上に足を乗せたままの



ゆうくんと目が合う




私「……」



玉「好きだよ、A」




顔がくっつくとこで囁くと同時に



後頭部に手をそえて



チュッてキスするゆうくんに



心臓がギュンってきた




玉「ふふっ、目つぶってよ」




つぶってたよ、さっきは……




玉「これ待ってたんでしょ？」



私「…う、うん」




好き、までもらえると思ってなくて、
甘すぎたゆうくんに、こっちが照れる




玉「行ってらっしゃいは？」



私「い、行ってらっしゃい……」



玉「うん、行ってきます、笑」





大丈夫かな、



こんな毎日じゃ、……心臓足りない気がする







ゆうくんが出かけて、



ちょっとだけ2度寝して、




……暇だな




掃除しようと思ったけど、



物が少ないし、綺麗すぎる




私「ラボンしよーっと」




洗濯の事をラボンとか言っちゃうとか、


相当ゆうくんに洗脳されてる



でも、面倒な洗濯もこれで楽しくなる





終わってから、冷蔵庫を覗く




私「んー、なんもないなぁ」




だいぶ歩けるし、



買い物にでも行きたいなって



思ってるところ、携帯が鳴る




……知らない番号



どうしよ、……出る？出ない？



迷ってたら、切れる




〜♪♪ 〜♪♪♪




また、かかってきた



って事は、怪しい電話ではない？





私「……はい」



〃あ、Aさん？〃



私「……廉くん？」




恐る恐る聞く




〃あ、登録してないんやん、ひどっ、笑〃



私「あ……」




そういえば、昨日、
連絡先聞かれたし、教えた




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