140〜Fsaid〜 ページ21
さやか「お疲れさまです!
良かったら、これどうぞ!」
持ってきた手作りっぽい
お菓子を差し出して
ニコニコ笑ってる彼女
宮「あ、ありがとうございます」
誰も手を出さないから、宮が
受け取る
さやか「コンサートもうすぐ
ですよね?がんばってください」
北「わざわざありがとうございます
今日は、どうかしましたか?」
俺を見る彼女
藤「……」
さやか「藤ヶ谷さん、少しお時間
ありませんか?」
……話するしかないか……
藤「少しなら」
北「すぐ戻れよ?」
藤「おぅ、わかった」
ダンススタジオのロビーで話す
事にした
藤「ここでいい?」
さやか「はい!」
自動販売機の脇にあるイスに
腰かける
藤「で、何?」
さやか「今はお忙しいと思うんで、
コンサートが終わったら、私と
デートしてもらえませんか?」
藤「は?」
さやか「私の事、知ってほしいんです。
そしたら、私の方を見てくれる
かもしれない。
藤ヶ谷さん、大事な人がいる
んですよね?
私、勝つ自信ありますから」
藤「ふふっw
すごい自信ですね?
でも、俺は今大事にしてる子以外
みるつもりないから、無駄だと
思うけど?」
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作者名:なみすけ | 作成日時:2017年5月11日 19時