小さな幸せ 4

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ガチャ！




北「ただいま〜」



私「あ！みっくん、おかえり〜」



北「なに、飲んじゃってるかんじ？
美味そうじゃーん」



二「Aちゃんちにあった
ホットプレート持ってきた」




ホットプレートの上には、
お好み焼きやら、海鮮が焼かれてて




北「俺も食う」




帰ってきて早々、箸を持つみっくん




二「待て、俺ら、めっちゃ大変
だったんだからな！」



北「おぅ、サンキューな」



二「そんな軽いもんじゃない、
すげーやつと戦った」



北「あ？……すげーやつって？」



二「G！」



北「ふははっ、まじで？」



二「まじで！」





ニカちゃんは、みっくんに今日の出来事を
熱く語り出す中



千ちゃんは、とっくに潰れて
ソファーで寝てしまっている状況




なので、私は
ニカちゃんとみっくんの会話を
仲良いなぁって思って聞きながら、
ひとりお酒が進む





北「つうか、なんだこれ！」





みっくんの視線が急に私の方にきて



なんだろと思ったら



私の前に並べられたビールの
空き缶の数に驚いてる





私「へ？ ふふっ」



北「笑ってるし」



私「だって楽しいもん」



北「もーおしまい、明日仕事だろ？」




荷物は片付いたし、
お腹はいっぱいだし、
もう私的には、大満足で



明日からは、帰るとこが
ここしかなくなった事が
嬉しくて嬉しくて



みっくんの心配も軽くかわす




私「だいじょーぶ！起きれるー！」



北「いやいやいや、いっつも起きてねーから」




どかっと、隣りに座ってきて、
手に持ってた缶を取られる




むーっ！




‪私「取らないで」



北「もー寝ましょうね？」



私「もうちょっと！」



北「だめだって(笑)明日起きれないって
言ってるでしょ？」



私「けち、ちび！」



北「はいはい、風呂は？はいった？」




悪口も通用しない



完全に酔っ払い扱いだ




私「……知らにゃい」



北「あ？」



私「……知らない」



北「言い直されても(笑)
ニカ、こいつ風呂入ってた？」




ニヤニヤ笑って、やり取りを
みてたニカちゃん

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