小さな幸せ 4

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飛びついた私を
簡単に下に組み敷き




見下ろすみっくん





北「そろそろ大人しく抱かれる気ない？」





だ、抱かれ……




どこから出てくんの、その色気





私「……ある」





そのニヤリ顔もやばい




こういう時のみっくんは
普段の可愛さは、かけらもなくて




男気が、半端ない




軽くチュッて、唇にキスを
おとし




北「つかまって？」




みっくんの首に腕をまわすと



軽々、寝室に運ばれた





けど




私「待って」



北「なに？」



私「お風呂はいってない」



北「いいよ、もう散々待った」





ベットの上に、寝かされ



見つめられれば



わたしも早くみっくんに充たされたくて



自然と目を閉じる





食べられちゃうような、みっくんの
キスは、やっぱり気持ちいい




久しぶりに、たくさんキスされて



終わりの見えないキスに



夢中で応えてたら





……





北「……おい」



私「……zzz」





お酒のせいか、



みっくんのキスが気持ちよすぎたせいか、





北「嘘だろ？」




眠ってしまった





……





私「んーーっ！」





あー



やばい、頭痛いかも……



朝起きたら、二日酔いのせいか、
頭がガンガンする



今日、休みで良かっ……



ん？



なんか、隣りから視線を感じ



目を開けて横を見ると




私「ひぃぃぃ〜！！！！」




肩肘をつき、横向きで
私をジーッと見てるみっくんと目が合う




北「はよ、なんちゅう声出してんだよ(笑)」



私「だ、だ、だって、
いると思わなかった(笑)
今日は遅いんだね」



北「よく眠れた？」



私「うん、ぐっすり……あれ？」




たしか、




私「したよね？」



北「してねーわ！」




じとーっと、見続けられてる




私「……寝ちゃった(笑)」



北「可愛く言うな」



私「……ごめんね？」



北「やらせろ」



私「え？」




な、なんて？



みっくんの口から、



とんでもないセリフ聞いたような……




私「い、いま？」



北「いま(笑)」



私「いや、頭が痛……」



北「ん？ なに？」



私「……なんでもない」

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