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ギュン……
心臓がギュンっていったよ
電話よりも優先してくれるんだ
仕事の電話かもしれないのに？
私「……」
言い出せない……
藤「ほんとに、どうした？」
私「やっぱり、……いい」
藤「は？」
私「……」
藤「なんかあんでしょ？
また隠し事？」
はぁってため息をつかれる
やばい
怒らせちゃった……
〜♪♪ 〜♪♪♪
無言の空気の中、またかかってきてる
たいちゃんの電話
藤「はい、おつかれさまです……」
そうだよね、
出るよね、
せっかく優先してくれたのに、
言わないんだもんね
電話に出ながら、スタスタと
寝室から出ていった後ろ姿を見てたら
取り残された気がして
悲しくなった
こんなの、やだ！
ちゃんと聞く！
後からリビングに行くと
ちょうど電話を切ったとこだった
私「たいちゃん！」
藤「ん？」
振り返ったたいちゃんに
思いっきり、飛びつくと
藤「ちょ、あぶね」
慌てて抱きとめてくれる
藤「もー、あかちゃん、
びっくりしちゃうでしょ？」
優しく、背中を撫でてくれるたいちゃんに
ギューっと抱きついたまま
私「たいちゃんの奥さんに
してください！」
私の口からでたのは、
まさかの逆プロポーズ
藤「……え？」
クスクス笑いだすたいちゃん
私「……なんで笑ってんの？」
藤「ふははっ」
私「……」
そんなにおかしい事言った？
藤「言いたかったのは、
もしかして、それ？」
うんうん
……でもちょっと違う、
言って欲しかった感じなんだけど
藤「顔みせて？」
たいちゃんの胸から顔をあげると
藤「くくっ」
やっぱり笑ってる
私「笑わないで」
藤「ごめんごめん、あまりに
可愛い事いい出すから」
私「……」
藤「チューしていい？」
私「……だめ」
藤「なんで？」
私「返事……聞いてない」
藤「そっかそっか(笑)」
顔をガシッと抑え、
見つめるたいちゃん
藤「明日ね(笑)」
思いっきりチューされる
……
は？
明日？
私「んーっ！」
藤「んふっ」
く、くるしいっ
バシッ！バシッ！
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琉衣(プロフ) - はい！また太ちゃんメインの作品が読みたいです！ (2021年12月7日 22時) (
レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» なんと！！！こちらまで！笑本当にありがとうございます！似たような話ばかりですがこちらも気に入ってもらえてたら嬉しいです！ (2021年12月7日 22時) (レス) @page40 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンバンハ！こちらの作品も最初から最後まで読ませて頂きました！感涙しました( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ ) (2021年12月7日 21時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - ぽむさん» はやっ、笑。読んでいただきありがとうございました。感想までいただけて嬉しいです！ (2021年1月27日 15時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - もう！すごいよかったです！読み終わっちゃいました(笑)素敵なお話でした！ (2021年1月27日 10時) (レス) id: 903b713e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみすけ
| 作成日時：2019年11月8日 15時
