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藤「わかります」
たいちゃんは、くいいるように
赤ちゃんが映し出された画面を
みていた
わたしは、その横顔を
くいいるようにみていた
だって、
ものすごく真剣で、美しすぎる
藤「ん？」
私の視線に気づいたたいちゃんが
画面から、私に目を向ける
藤「どした？」
私「どうもしない」
見惚れてたなんて、この場に
ふさわしくない事を言えるわけがない
「あれ？」
先生が急に焦りだすから、
たいちゃんとふたり顔を見合わせる
急に不安になる
何がおきたんだろう……
藤「なにか、ありましたか？」
たいちゃんが先生に聞くと
別の向きからエコーを再び
あてる先生
「ここに、もうひとつ」
藤、私「？」
なに？
「この前は、小さすぎてわからなかった
けど、双子だね」
え
双子？
私「うそ……」
藤「ふははっ、すごいな、A」
頭を撫でられる
双子って……
まさに
私「圭吾と勇吾だ！」
藤「女の子だったらどうすんだよ(笑)」
私「けいこと、ゆうこ」
藤「……名前は、後でゆっくりね？」
私「嬉しいね、たいちゃん、
嬉しさ2倍だね」
藤「そうだね」
会話を聞いてた先生も
笑ってて
「仲良く、がんばって」
応援してくれ、
藤「はい、今後もよろしくお願いします」
と、診察室を後にした
車の中
藤「A、エコー写真、
借りていい？」
私「うん、いいけど、どうするの？」
藤「見せたい人、いるからさ」
私「ふーん、じゃあこの本に
挟んでおくね」
誰に見せるんだろうって
思ったけどそれは一瞬で、
それ以上に双子で浮かれてて
特に気にせず、
たいちゃんの読みかけの本に挟んで、
鞄に戻しておく
藤「じゃ、行ってくる。
打ち上げで遅くなっちゃうけど、
なんかあったら連絡して？」
私「うん、ドン様がんばってね」
藤「おぅ(笑)」
私を家まで送ってくれ、
たいちゃんは最後の舞台に行った
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琉衣(プロフ) - はい！また太ちゃんメインの作品が読みたいです！ (2021年12月7日 22時) (
レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» なんと！！！こちらまで！笑本当にありがとうございます！似たような話ばかりですがこちらも気に入ってもらえてたら嬉しいです！ (2021年12月7日 22時) (レス) @page40 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンバンハ！こちらの作品も最初から最後まで読ませて頂きました！感涙しました( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ ) (2021年12月7日 21時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - ぽむさん» はやっ、笑。読んでいただきありがとうございました。感想までいただけて嬉しいです！ (2021年1月27日 15時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - もう！すごいよかったです！読み終わっちゃいました(笑)素敵なお話でした！ (2021年1月27日 10時) (レス) id: 903b713e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみすけ
| 作成日時：2019年11月8日 15時
