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玉ちゃんがお腹壊してるとか
言うから



藤「なんか拾って食べた?」




変な疑いをもたれる




私「食べてない(笑)」




真顔で聞くのはどうかと思う





藤「ま、冗談だけど、
大丈夫?お腹」



私「うん大丈夫」



藤「さっき、りんごちゃんにも偶然
会ってさ」




え、会ったの?




藤「Aちゃんお腹大丈夫?って
心配してたよ」



私「……他はなにも言ってなかった?」



藤「それだけだよ、なんかある?」



私「ううん、なにもない」




藤「A」




ふいに名前を呼ばれ、



たいちゃんをみると




藤「充電してい?」




って言うから、慌てて鞄を漁り
充電器を探す




藤「ちょっと(笑)」



私「ん?」



藤「携帯じゃなくて、こっち」




腕を引っぱられ、たいちゃんの腕の中



久々の起きてるたいちゃんの
腕の中は



あったかくて、心地いい





……この居場所がなくなるなんて



耐えられるかな




しばらくそうしてたら、




藤「よし、充電完了。行かないと」



私「うん、がんばってきて」




部屋を出る間際




藤「……A」




何故か戻ってきた




私「どうしたの?」



藤「ほんとに腹壊してるだけ?」




やっぱり、



たいちゃんは、たいちゃんだよね



なにかあるって、



気づいてる




私「今日は、この仕事で終わり?」



藤「終わり、まっすぐ帰るよ」



私「わかった、後でちゃんと話す」





もう、隠すのは、



限界かもしれない



あと1週間でたいちゃんの舞台が終わる



それまでは言わないって



思ってたけど




もう、隠しきれない





藤「わかった。行ってくるね」




私の頭をポンポンってして
部屋から出ていった





思ったより、少し早くなりそうな
たいちゃんとの別れに




胸が苦しくなった






帰り際、



最後にスタジオチェックしなきゃと
矢野君と、スタジオに入る




矢「あ、脚立置きっぱなしじゃん」



私「ほんとだ(笑) 大道具さん
忘れちゃったんだ」




脚立に近づくと、




矢「危ない!!!!」




矢野くんの声と共に、



わたしの上に不安定だった脚立が
倒れてきた




.

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琉衣(プロフ) - はい!また太ちゃんメインの作品が読みたいです! (2021年12月7日 22時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» なんと!!!こちらまで!笑本当にありがとうございます!似たような話ばかりですがこちらも気に入ってもらえてたら嬉しいです! (2021年12月7日 22時) (レス) @page40 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンバンハ!こちらの作品も最初から最後まで読ませて頂きました!感涙しました( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ ) (2021年12月7日 21時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - ぽむさん» はやっ、笑。読んでいただきありがとうございました。感想までいただけて嬉しいです! (2021年1月27日 15時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - もう!すごいよかったです!読み終わっちゃいました(笑)素敵なお話でした! (2021年1月27日 10時) (レス) id: 903b713e9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみすけ | 作成日時:2019年11月8日 15時

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