そして、あなたに……7

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からかわれただけ？




り「Aちゃん、
おもしろーい(笑)」




いや、笑い事じゃないよ……




私「……」



り「冗談よ(笑)」




よ、よかった



完全にパニックだったわ……




り「あ、連絡先聞いてもいい？
Aちゃんと仲良くなりたいんだけど」



私「はい、もちろんです！」



り「敬語も禁止ね〜」





そんなこんなで、



りんごちゃんとすっかり仲良くなって





り「Aちゃん、ご飯行こー」



私「うん」




たまに電話がかかってきて
ご飯まで行くようになった





結局、みんなのお休みを合わせたら、
旅行に行くのは
たいちゃんの舞台が終わる１ヶ月後



場所は、軽井沢の
シンゴさんの知り合いの旅館に決まった




その旅行にむけて、私も
お休みを申請したら




佐「お前2連休とるなら、
これやっとけよ〜(笑)」




たくさんの雑用を任され




私「佐藤さんのいじわるー！！」



佐「ふははっ、当然だろ」




忙しく、時間が過ぎる





ヘトヘトになって、家に帰っても




私「ケン〜、ベルちゃん、ただいま〜」



「「 わん！わん！ 」」




たいちゃんがいないから
2匹と会話するだけ



たいちゃんは、舞台が始まってから
キャストのみんなとご飯に
行く事が多くなった





なんとなくからだがだるい気がして




私「今日は早く寝よっかな〜」




疲れてるのかもと思って
早々と布団に入ると




〜♪♪ 〜♪♪♪


りんごちゃんからの着信




私「りんごちゃん？」



り「Aちゃん、明日は夜空いてない？」




寝れば疲れもとれるだろう




私「りんごちゃんみたいに
忙しくないから、がら空きだよ？(笑)」



り「なにそれー(笑)
じゃ、たいちゃんの舞台見に行かない？」



私「……んー」




見に来てとは、言われてたけど……



どうしよ




り「見たくない？」



私「んー見たいけど、見たくないよーな」



り「内緒で行こうよ、そんな前の方の席
じゃないから、バレないと思うよ？」





内緒か、ならいいかも



内容的に絶対妬いちゃうと
思ってさけてきた



たいちゃんが頑張ってるのわかってるから
くだらない邪魔は、したくなくて





私「……行こうかな」




誰かと一緒なら



耐えられる気がする

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