小さな幸せ 3

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朝、目覚ましの音で目が覚める



目の前には、まだぐっすり寝てる
みっくんの寝顔




……なんだ、この寝顔



可愛すぎない？




昨日の色気はどこいったんだってくらい
無防備でかわいいんですけど




これが毎日見れるとか、やばすぎる




ちょっと勿体ないから起こすのやめよ……





眺めてると、




北「……んっ」




おもっ！！！




急にみっくんが動き出し、片足が私のお腹の方に
乗ってきて、抱き枕みたいにされる




私「んーっ！！おもい！」




乗ってきた足をバシバシ叩くと




北「……はよ」




うっすら目を開けたみっくんと、目があう




私「……おはよ」




寝ぼけてるみっくんに



更にギュッと抱き枕にされる




私「……く、苦しい」



北「ふふっ」



私「みっくん、もう支度する」



北「だーめ」




そんな可愛いく言われても困る




私「なんか電車遅れてるみたいだから、
早く出ようかなと思って」



北「大丈夫」




なにが！



しかも……




私「なんか、当たるんだけど」



北「気のせいだろ(笑)」




気のせいではないと思う



全然腕を緩めてくれないみっくんに




私「……離して？ 間に合わなくなっちゃう」




訴えると、




北「だから、大丈夫だって、送ってくから」



私「え？ 送ってくれるの？」




普通の彼氏みたいな事を言われる。



いや、普通の彼氏なんだけども



みっくんの場合は……




私「……誰かに見られたら危ないからいい」



北「嫌なの？」



私「嫌なわけないじゃん」




今度はわたしから、ギュッと抱きつく




北「心配しなくていいよ、
ちゃんと気をつけるから」



私「……うん、ありがと」




みっくんが大丈夫って言うから
大丈夫な気がしてきた




よっ！って起き上がるから、
私も合わせて起き上がろうとすると




北「時間できたね」




不敵に笑うみっくんによって
ベットに沈められる




私「そんな時間は、な……んっ」




私の訴えは、みっくんの唇にのまれた




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